「訪問リハビリをやってみたいけど、訪問リハビリはどんな悩みがある?」
「訪問リハビリをやっていて悩みが尽きないけど、みんなも感じている?」
このような悩みを持っているセラピスト向けの記事です。
・訪問リハビリの代表的な11つの悩み
訪問リハビリの悩み11選
訪問リハビリにおける悩みを11つ紹介します。
- 短時間の関わりでどう改善させられるか悩む
- 時間管理が難しいこと
- たった一人で訪問するため緊急対応等不安
- 看護師などとの連携で意見が合わないことがある
- 車の運転が不安(事故や道に迷う等)
- 依頼が来ないため利用者が少なく仕事が増えない
- 修了の見分けが難しい
- 介護保険や医療保険の制度などが覚えるのが難しい
- 季節によて暑かったり、寒かったり花粉症があったりする
- ペットがいたり汚い家があったりする
- 様々なハラスメントがある場合がある
一つずつ紹介していきます。
短時間の関わりでどう改善させられるか悩む
訪問リハビリは40分や60分の訪問です。
1回あたりの訪問時間は長い方ですが、週1〜3回という頻度の関わりになります。
回復期のリハビリなどでは毎日2〜3時間のリハビリを受けられる(提供できる)わけですから、それと比較すると一週間単位での関わる時間はわずかな時間となります。
よって、回復期などの入院患者へのリハビリに関わっていたセラピストにとっては週1回の40分の関わりで何ができるの?という悩みを抱く人も少なくないと思います。
時間管理が難しいこと
訪問リハビリは自分自身で時間管理をしっかりと行う必要があります。
例えば、訪問リハビリの時間が40分と決められている場合は利用者さんや家族さんが話をしたがっていても40分間でしっかりと収まるようにコントロールする必要があります。
また、訪問リハビリと訪問リハビリの間の時間や記録の時間などもテキパキと時間管理をして実施する必要があります。
また、交通渋滞や突発的な問題も発生しやすく、時間管理が困難となることが多いです。
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たった一人で訪問するため緊急対応等不安
病院や施設のリハビリでは困ったことがあれば近くの人の助けを求めることができます。
しかし、ほとんどの訪問は一人で行うため、利用者さんの突発的な体調変化などに一人で対応しなければいけないため不安になることがあります。
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看護師などとの連携で意見が合わないことがある
訪問リハビリは訪問看護や訪問介護などとも連携をする必要があります。
そのような時に看護師はじめさまざまな他職種と意見が合わなく苦労することもあります。
中には訪問看護ステーションからの訪問リハビリの場合は同じ訪問看護ステーション内の看護師等と意見が合わないといったこともあるかもしれませんね。
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車の運転が不安(事故や道に迷う等)
訪問リハビリは車や自転車での移動となります。
車での移動の場合は運転が不安な人には悩みの種になるかもしれませんね。
また事故に遭うリスクや道に迷うことや狭い道の運転や狭い場所への駐車が問題になることもあるかもしれませんね。
依頼が来ないため利用者が少なく仕事が増えない
インセンティブ(出来高制)の給与体系の場合は訪問リハビリの依頼や仕事がなければ暇になるどころか給料があまりもらえないという事態もあります。
訪問リハビリのインセンティブのところの給料は高いと思い転職しても仕事がないため給料が思った以上にもらえないというところも中にはありそれが悩みになる可能性もありますね。
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修了の見分けが難しい
生活期のリハビリは修了時期が難しいです。
生活期の中での訪問リハビリは卒業や修了問題が時々ピックアップされますがこれという正解がなくセラピストが悩んでしまうこともあると思います。
介護保険や医療保険の制度などが覚えるのが難しい
訪問リハビリは介護保険制度や医療保険制度を幅広く理解する必要があります。
病院などの医療保険の分野では、役職者などが理解していれば良いことが多いですが、訪問リハビリでは全スタッフが介護保険の制度の基本などを押さえておく必要があります。
この制度は介護報酬改定で改定するのでその改定内容を勉強するのも大変かもしれませんね。
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季節によって暑かったり、寒かったり花粉症があったりする
訪問リハビリは病院や施設などの整った環境でリハビリをするわけではないため気候に左右されます。
夏は暑いですし、冬は寒いです。
また春は花粉症の人はきつい季節かもしれませんね。
これもまた訪問リハビリ独特の悩みの一つです。
ペットがいたり汚い家があったりする
訪問リハビリで行く家庭にはペットがいたり、あまり綺麗ではない汚い家もあったりします。
そのような環境が苦手のセラピストにとっては悩みになる可能性も大いにあります。
様々なハラスメントがある場合がある
訪問先ではセクハラやパワハラなどが稀にある可能性もあります。
一対一の環境ですので、そのようなこともないとは言い切れません。
上司や先輩、同僚に言えれば良いですが、中には言えないような人にとっては大きな悩みになる可能性もあります。
訪問リハビリは悩みもあるが、やりがいの方が多い
訪問リハビリには上記のような悩みが存在しますが、利用者さんの自宅で直接ケアを提供し、その人らしい生活をサポートするやりがいも非常に大きいです。
個別のニーズに応えることができるこの仕事は、専門的なスキルと共感力が求められます。
この記事が、これから訪問リハビリの道を選ぼうとしている人たちにとって、一助となることを願っています。