訪問リハビリテーション

訪問リハビリテーションにおける理学療法士の役割とは?

 

訪問リハビリテーションにおける理学療法士の役割ってなんだろう?

このような疑問を解決できる記事です。

 

訪問リハビリテーションにおける理学療法士の役割とは?

訪問リハビリテーションにおける理学療法士の役割は主に下記にようなものがあります。

 

  • 全身状態の把握
  • 生活状況の把握
  • 日常生活動作の把握および指導
  • 外出練習
  • 自主練習指導
  • 福祉用具選定の助言
  • 住宅環境整備の助言
  • 家族指導
  • 心理的支援
  • 他サービスなどとの連携

 

リハウルフ
リハウルフ

一つひとつの訪問リハビリテーションにおける理学療法士の役割について解説していきたいと思います。

 

全身状態の把握

血圧や体温などをはじめ、浮腫の様子、皮膚の様子、さまざまな体調を把握します。

必要に応じてアドバイスなどをおこないます。

病院などでの入院中のリハビリテーションと異なり、全身状態を確認してからリハビリテーションに移ります。

 

生活状況の把握

「転倒していないか?」
「困っていることはないか?」
「外出頻度は?」

このような生活状況を把握します。

訪問リハビリテーションは週に1回や2回の訪問の場合が多いため、訪問する時に普段の生活状況を伺うことは大切な訪問リハビリテーションにおける理学療法士の役割といえます。

 

日常生活動作の把握および指導

食事、更衣、トイレ動作、入浴動作、移動動作などさまざまな日常生活動作を把握します。

そして、必要に応じて自宅環境下で練習をします。

作業療法士の役割に感じるかもしれませんが、訪問リハビリテーションでは理学療法士も病院内で作業療法士が担っている役割も担うこともあります。

 

外出練習

理学療法士の訪問リハビリテーションにおける役割は屋内だけではありません。

  • 自宅から外に出る動作の練習
  • 買い物練習
  • エスカレーターやエレベーターに乗る練習
  • バスや電車の乗降練習

これらのようにその利用者さんがやりたいことを達成するために理学療法士は支援します。

 

自主練習指導

訪問リハビリテーションは週1回や週2回といった少しの関わりとなります。

そのため、その場で一緒に運動をするのではなく、きっかけを与えるような関わりが大切になります。

例えば、自主練習を指導してチェックシートを用いて定期的に実施できているか確認することも大切な役割といえます。

 

福祉用具選定の助言

訪問リハビリテーションの理学療法士は、福祉用具の選定の助言もおこないます。

  • その人の生活にあった歩行補助具の選定
  • 入浴に使用する福祉用具購入の助言

これらのことを福祉用具専門相談員と連携しながら実施します。

 

住宅環境整備の助言

利用者さんが実際に生活している環境で行う訪問リハビリテーションでは、住環境整備の助言も理学療法士の役割の一つと言えます。

  • ベッドの位置
  • ベッドからトイレまでの導線
  • 置き型手すりの設置場所の助言
  • 住宅改修のアドバイスカーペットやコードなどの工夫

このように生活環境におけるアドバイスをするのも訪問リハビリテーションの理学療法士の役割です。

 

家族指導

訪問リハビリテーションは、本人だけでなくその家族等にも様々な指導をすることがあります。

例えば下記の通りです。

  • 家族等への移乗動作の指導
  • 福祉用具の使用方法の助言
  • 様々な介助方法の指導

 

心理的支援

障害を患ってしまうと、精神的な落ち込みなども見られることもあります。

その時に前向きに生活できるように心のケアをすることも訪問リハビリテーションの理学療法士の役割です。

 

他サービスなどとの連携

訪問リハビリテーションだけでは在宅生活を支援することができません。

在宅生活は下記のようなサービスや専門職と支援しています。

  • 訪問診療、受診
  • 訪問看護師
  • 訪問介護士
  • 訪問入浴
  • 福祉用具業者
  • 薬局
  • ケアマネジャー
  • デイサービス、デイケア

様々のサービスや専門職との繋ぎ役も訪問リハビリテーションの理学療法士の役割と言えます。

 

ABOUT ME
杉浦 良介
静岡県磐田市在住/理学療法士/「リハコネ式!訪問リハのためのルールブック」監著・編集/「ビジケア訪問看護経営マガジン」編集長/「みんなの介護」ライター/セミナー経験多数(プロフィール欄参照) 他