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小規模多機能型居宅介護のデメリット・メリットを徹底解説!

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小規模多機能型居宅介護のデメリットはあるの?

小規模多機能型居宅介護のメリットはあるの?

 

このような疑問が解決できる記事です。

 

小規模多機能型居宅介護を勧められてメリットも多そうだけど、デメリットも知りたいと感じている利用者さんの介護をする家族の人に向けた内容となっています。

結論からお伝えすれば小規模多機能型居宅介護はメリットももちろんありますがデメリットもあります。その両方をしっかりと理解した上で自分自身が納得いく選択ができると良いですね!

 

この記事でわかることは下記の通りです。

  • 小規模多機能型居宅介護のメリット
  • 小規模多機能型居宅介護のデメリット

 

では、早速解説していきたいと思います!

 

小規模多機能型居宅介護のデメリット

小規模多機能型居宅介護の主なデメリットは以下の通りです。

 

小規模多機能型居宅介護のデメリット
  1. 小多機と併用できるサービスに限りがある
  2. ケアマネジャーが変更される
  3. 小多機は定員が決まっている
  4. 小多機でサービスが少ないと割高
  5. 事業所が1つで選択肢がない

 

一つずつ紹介していきます。

 

小多機と併用できるサービスに限りがある

小規模多機能型居宅サービスは、「通い」を中心に「泊まり」や「訪問」が組み合わさった介護サービスです。

小規模多機能型居宅介護だけを利用する人が多く、併用できる介護サービスに制限があることはデメリットと言えます。

小規模多機能型居宅介護を利用しながら併用できる介護サービスは以下の通りです。

他の介護サービスは利用できないので注意が必要です。

小規模多機能型居宅介護を利用しながら併用できる介護サービス

  • 訪問看護
  • 訪問リハビリテーション
  • 福祉用具貸与
  • 住宅改修

 

ケアマネジャーが変更される

小規模多機能型居宅介護を利用するようになるとその事業所のケアマネジャーに変更となります。

例えば今まで他のケアマネジャーで見てもらっていたとしても小規模多機能型居宅介護の介護サービスを利用することになるとその事業所のケアマネジャーに変更になってしまいます。

今までのケアマネジャーとの関係が良かった場合はデメリットに感じるかもしれないですよね。

ケアマネジャーにとって人生が変わると言っても過言でもないためケアマネジャー選びは慎重にしたいものです。

悪いケアマネージャーとは?ケアマネの選び方を解説します 「悪いケアマネージャーとは?どんなケアマネ?」 「良いケアマネージャーとは?どんなケアマネ?」 このような疑...

 

小多機は定員が決まっている

小規模多機能型居宅介護は定員が以下のように決まっています。

  • 本体事業所・・・29人まで
  • サテライト型事業所・・・18人まで

よって、小規模多機能型居宅介護を利用してもすぐに利用できないかもしれないというデメリットもあります。

これはサービス利用前の話になります。

小規模多機能型居宅介護は事業所数もかなり少ないため人気がある事業所の場合は定員がすぐにいっぱいになってしまって利用したくても利用できないということもあります。

 

小多機でサービスが少ないと割高

小規模多機能型居宅介護は定額サービスです。

わかりやすく言えば、サービスを少し利用しても、サービスをたくさん利用しても料金が一緒というわけです。

ですから利用するサービスが少ない場合は料金的には割高ということになります。

これも小規模多機能型居宅介護のデメリットと言えると思います。

 

事業所が1つで他に選択肢がない

小規模多機能型居宅介護は原則、1つの事業所で完結されます。

これがメリットではありますが、考え方を変えれば「1つしか選択肢がない」ということになってしまいます。

良い事業所だったら当たりで、あまり良くない事業所だったらハズレみたいな感じになる可能性があるということです。

これも小規模多機能型居宅介護のデメリットと言えるかもしれません。

 

小規模多機能型居宅介護のメリット

小規模多機能型居宅介護の主なメリットは以下の通りです。

 

小規模多機能型居宅介護のメリット
  1. 使い放題!柔軟に対応できる
  2. 事業所が1つで密な連携に期待できる
  3. どのサービスもスタッフが一緒

 

それぞれ紹介していきます。

 

使い放題!柔軟に対応できる

小規模多機能型居宅介護は、少しサービスを使っても、たくさんサービスを使っても一月の料金は変わりません。

わかりやすく言えば、使い放題プランです。

しかし、厳密には使い放題ではなく、しっかりとアセスメントした結果、その利用者さんにあったサービス内容や頻度などを事業所で検討することになります。

その利用者さんの状態に合わせて柔軟かつスピーディにケアプランの調整ができることは小規模多機能型居宅介護のメリットだと思います。

 

事業所が1つで密な連携に期待できる

一般的には複数の事業所が連携します。

以下が例です。

  • 訪問介護:A事業所
  • デイサービス:B事業所
  • ショートステイ:C事業所

一方で、小規模多機能型居宅介護の大きなメリットは1つの事業所「通い」「泊まり」「訪問」のサービスを提供することです。

  • 訪問介護:A事業所
  • デイサービス:A事業所
  • ショートステイ:A事業所

その結果、事業所内で密な連携ができるようになります。

 

どのサービスもスタッフが一緒

小規模多機能型居宅介護では「通い」「泊まり」「訪問」のどのサービスも同じスタッフがサービス提供します。

そのため利用者さんの立場ですと「いつも顔見知りの人が来てくれて安心!」となります。

これは小規模多機能型居宅介護の大きなメリットだと思います。

 

リハウルフ
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今回は、小規模多機能型居宅介護のデメリット・メリットを徹底解説しました。

どのサービスにもメリットとデメリットが存在します。

一番大事なことはメリットとデメリットをしっかりと理解した上で自分自身やご家族にあった介護サービスは何かを検討することです。

この記事を参考にしていただき、ぜひより良い介護サービスの選定ができることを祈っております。

 

ABOUT ME
リハウルフ
理学療法士/「リハコネ式!訪問リハのためのルールブック」監著・編集/「ビジケア訪問看護経営マガジン」編集長/他に3メディアの編集長/ YouTube「リハウルフ」運営/セミナー経験多数/厚生労働省のホームページを見ることが趣味