「訪問看護のリハビリの内容ってどのくらいかかるの?」
「訪問看護のリハビリの料金ってどんなものがあるの?」
「訪問看護リハビリの今後はどうなるの?将来性は?」
このような疑問が解決できる記事です。
・訪問看護のリハビリの内容
・訪問看護のリハビリの料金
・訪問看護リハビリの今後、将来性
では、早速解説していきたいと思います。
訪問看護リハビリの内容
訪問看護リハビリは、訪問看護ステーションから下記の職種が訪問するサービスです。
- 理学療法士
- 作業療法士
- 言語聴覚士
訪問看護リハビリのサービス内容は下記の通りとなっています。
- 全身状態の把握
- 生活状況の把握
- 基本動作(起居動作、歩行など)練習
- 筋力練習
- 自主練習指導
- 福祉用具の選定のアドバイス
- 住環境整備
- 家族指導
- 心理的支援
- 外出練習
- 嚥下練習・・・他
上記のサービスは一例であり、その利用者さんにあったサービス内容を提供します。
自宅にリハビリの専門職が訪問し、評価(アセスメント)をして、その人にあった内容を相談しながら決めていきます。
訪問看護リハビリの料金
訪問看護リハビリは、下記の2つのパターンがあります。
- 介護保険で提供する訪問看護
- 医療保険で提供する訪問看護
地域や自己負担割合によっても料金が異なりますが、ざっくりと料金を説明すると下記の通りです。
【介護保険が1割負担の場合】
・40分間の訪問看護リハビリ…約650円
・60分間の訪問看護リハビリ…約850円
【医療保険が1割負担の場合】
・医療保険の訪問看護リハビリ…約1,000円
介護保険の場合は、2割や3割の人もいます。
そして、医療保険の場合は、3割の人もいます。
ですから、詳細の料金については担当の方に聞いていただくことをおすすめします。
訪問看護リハビリの今後、将来性
訪問看護リハビリは、訪問看護ステーションから提供されます。
訪問看護ステーションは年々増加傾向であり、令和3年時点では全国に13,000事業所があります。
訪問看護の需要は、2040年以降にピークを迎えると言われていますので、今後も訪問看護リハビリの需要も増えることが予測できます。
しかし、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士による訪問看護リハビリに対しては、やや冷たい風も吹いているという現状があります。
それは本来、訪問看護は看護師によるサービスであるためです。
これから訪問看護の需要は増え、利用者さんも自宅で訪問看護リハビリを受けたい人も増えるでしょう。
しかし、訪問看護リハビリの増加率が非常に高くなっていることも否定できません。
よって、制度上はやや制限はかかるかもしれませんね。
訪問看護リハビリの料金が安くなったり、回数制限が増えたり、内容が制限されたり…色々な制度改定も予測できますので、それらにも対応できる訪問看護ステーションを作っていく必要があります。
今回は、下記のことについて解説をさせていただきました。
・訪問看護のリハビリの内容
・訪問看護のリハビリの料金
・訪問看護リハビリの今後、将来性
訪問看護ステーションからのリハビリも今後も注目される分野だと思いますので、制度を正しく理解していきましょう。