「訪問看護における訪問時間の留意点ってどんなものがあるの?」
このような疑問が解決できる記事です。
訪問看護の訪問時間の留意点は大きく分けて以下の2つがあります。
- 訪問看護の到着時間
- 訪問看護の提供時間
今回はこの2つの訪問看護の訪問時間の留意点について解説をしていきたいと思います。
私は訪問看護や訪問リハビリの経験が10年以上あります。
訪問看護・訪問リハビリのお作法の書籍の監著・編集も行っています。
訪問リハビリだけでなく、訪問看護に関わる人にも有益なことが書いてあるため、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。
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この記事でわかることは以下の通りです。
- 訪問看護の訪問時間の留意点(到着時間、提供時間)
- 訪問看護でクレームをもらわないようにするコツ
では、訪問看護の訪問時間の留意点について解説していきましょう!
訪問看護の訪問時間の留意点
今回紹介する訪問看護の訪問時間の留意点は以下の通りです。
- なるべくピッタリ到着
- 遅刻する時は連絡を入れる
- 余裕を持ったスケジュール
- 時間があっても延長しない
- 〇〇以上〇〇未満の場合の注意
それぞれの訪問看護の訪問時間の留意点について解説していきます。
なるべくピッタリ到着
訪問看護の訪問時間はなるべくピッタリの時間に到着するようにしましょう。
早すぎても遅すぎてもNGです。
早い場合は、利用者さんが準備ができていないことがあるので、NGです。
もし早く到着してしまったたら、近くで時間を潰すと良いですね。
訪問をしている中で時間を調整できる場所をいくつかあるとピッタリの時間で訪問できるかもしれませんね。
遅刻する時は連絡を入れる
訪問看護の到着時間が遅くなってしまう場合は事前に連絡を入れましょう。
個人的には1〜2分の遅刻の場合は、到着して玄関を開けた直後に「遅れてしまい、大変申し訳ございません。」と伝えます。
もし5分程度遅れてしまう場合は、私の場合は事前に電話で連絡を入れるようにしています。
その辺の決まりや線引きは難しいですが、利用者さんにあった対応ができると良いですね。
渋滞や天候、前の訪問の関係などで遅れてしまうことはあると思います。
仕方のないことですが、そのような時にしっかりと対応できることも訪問看護師としての腕の見せ所かもしれませんね。
余裕を持ったスケジュール
管理者は訪問看護の訪問時間が遅刻などしないようにするためにも余裕を持ったスケジュールを立てる必要があると思います。
間違えても1日に8件などの訪問看護のスケジュールは組まないようにしてくださいね。
時間があっても延長しない
訪問看護の場合、提供時間の後に多少時間が空いているような訪問スケジュールのこともあると思います。
もし時間が空いていても、ぴったりの時間で帰るようにしましょう。
理由はわかりますか?
訪問看護は1人の利用者さんに対して複数名の訪問看護師が訪問します。
その時に、「あの看護師さんは長く訪問してくれる」というようなクレームにつながってしまうことも考えられるからです。
ピッタリと訪問時間を守って訪問看護を提供している人がクレームをもらわないように、みんながピッタリと訪問看護の提供時間を守って利用者さんに関われると良いですね。
〇〇以上〇〇未満の場合の注意
訪問看護の提供時間は、例えば以下のように時間に幅がある場合があります。
- 介護保険:30分以上60分未満
- 医療保険:30分以上90分未満
このような時間ですが、料金は同額になります。
例)
・介護保険:30分=58分=同額
・医療保険:30分=88分=同額
ずる賢く稼ごうとして、一番短い時間ばかりで訪問看護を提供する事業所も時々ありますが、なるべく長い時間で訪問看護を行うようにしましょう!
訪問看護における訪問時間の留意点は以下の5つです。
留意点を守ることによって、クレームなども減らすことができると思います。
ぜひ、参考にしていただけると嬉しいです。
- なるべくピッタリ到着
- 遅刻する時は連絡を入れる
- 余裕を持ったスケジュール
- 時間があっても延長しない
- 〇〇以上〇〇未満の場合の注意
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