「理学療法士はおばさんになっても働ける?」
「理学療法士は何歳まで働ける?」
このような疑問がある人もいるのではないでしょうか。
これから理学療法士になりたい人や理学療法士として働いていて体力や将来に不安がある人もいるかもしれませんね。
この記事では以下のことがわかります。
- 理学療法士はおばさんでも働けるのか?
- 理学療法士は何歳まで働けるのか?
- 理学療法士のセカンドキャリアとしておすすめは?
この記事を読んで参考にしていただければ嬉しいです。
理学療法士はおばさんになっても働ける?
結論からお伝えすると、理学療法士は、おばさんになっても働けます。
おばさんとは?
- よその年配の女性を親しんでいう
- 子供に対して、大人の女性が自分をさしていう
おばさんの定義は色々あると思います。
しかし、女性が年齢を重ねて40歳代、50歳代、60歳になっても理学療法士として働けます。
なぜならば、実際に働いている人を見たことがあるからです。
理学療法士は何歳まで働ける?
理学療法士は一般的な定年といわれる60歳までは余裕で働けます。
理学療法士は身体や体力を使う仕事だから「リハビリされる側になっちゃう」と感じる人もいるかもしれません。
しかし、他の仕事を考えてみてください。
- 大工さん
- 交通整備
- 農家
- 引越し業者
- 消防士
理学療法士より、これらの仕事の方がよっぽど大変だと思いませんか?
理学療法士に限らず、60歳まで働くのは大変だと思います。
どの仕事でも60歳まで働くためには体力が必要だと思います。
歳をとった理学療法士が苦労すること
歳をとった理学療法士が苦労することを紹介します。
- 重介助の歩行介助
- 重介助の移乗動作
- 病棟の階段移動
それぞれ説明していきます。
重介助の歩行介助
理学療法士として働いていると重介助の患者(利用者)さんの歩行介助をすることがあります。
例えば、長下肢装具をつけた片麻痺患者の歩行をする時は結構力が必要です。
年齢を重ねると重介助の歩行介助は負担が大きくなることもあります。
重介助の移乗動作
重介助の移乗動作やベッド上での介助も大変です。
理学療法士は動作のプロですから身体の使い方を工夫して介助をしますが、それでも年齢を重ねるとしんどいと感じることも多いと思います。
病棟の階段移動
大きな病院で勤務している場合は病棟の階段移動などの頻度が多い場合もあります。
理学療法士の仕事が全体的に体力を使うのに、それに加えて階段移動などが加わると疲労が溜まってしまいます。
理学療法士のセカンドキャリアでオススメは?
年齢を重ねても理学療法士として働くこともできます。
しかし、体力に不安な人やずっと60歳の定年までリハビリ業務をすることに自信がないひとは他のキャリアの選択をしても良いと思います。
理学療法士のセカンドキャリアとしてオススメの職種や業務内容を紹介します。
理学療法士からケアマネジャーに転職
理学療法士として5年移乗勤務していれば、介護支援専門員(ケアマネジャー)の受験資格を取れます。
受験資格をとった後にケアマネジャーの資格をとっておき、体力的にしんどくなってきたらケアマネジャーに転職することもおすすめです。
ケアマネジャーは理学療法士よりは体力を使うことがないため、体力的にはオススメの職種といえます。
理学療法士で得た知識を活用できるのでセカンドキャリアとしては良いと思います。
管理職
理学療法士はプレイヤーとマネージャーに分かれます。
リハビリを行うプレイヤーと管理運営をするマネージャーです。
マネージャーの仕事の方が体力が要らずデスクワークが多くなるので昇進を目指して管理職を目指すこともオススメです。
以下のような管理職になるとデスクワークが増えるので体力的にはオススメです。
- 通所リハビリの管理者
- デイサービスの管理者
- 病院の科長
- 病院の部長
教員、講師
理学療法士の経験を活かして教員や講師になることもオススメです。
直接、患者(利用者)さんに接することがなくなるため、体力はあまり使わないです。
理学療法士のセカンドキャリアとしては良いと思います。
今回は、「理学療法士はおばさんになっても働ける?」「理学療法士は何歳まで働ける?」というテーマでお話をしました。
将来に不安な理学療法士もいるかもしれませんが、60歳までは問題ないと思います。
どの職種も60歳まで働くことは大変なので、普段から体力をつけることがオススメです。
理学療法士のキャリアに関するオススメの書籍を紹介しますので、ぜひ見て将来に備えてみてください。
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