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リハビリ全般

リハビリの家族指導(退院時)を6種類紹介!具体例も解説します!

 

リハビリの家族指導ってどんなものがあるの?

リハビリの家族指導って何?

 

このような疑問を解決できる記事です。

回復期リハビリテーション病棟や急性期の病棟でリハビリを実施しており、その後退院するときに家族指導というものを理学療法士や作業療法士、言語聴覚士から受けることがあります。

 

今回のこの記事では『リハビリのおける家族指導』について解説します。

ぜひ、理解を深めていただけると嬉しいです。

 

リハビリの家族指導を6種類紹介

リハビリテーションにおける家族指導の重要性を理解するためには、何が含まれているのかを具体的に知ることが重要です。

以下に紹介する6つの種類は、全体の象徴であり、各家庭や個々の患者により具体的な対応が必要となります。

 

リハビリの家族指導を6種類

  1. リハビリの家族指導を7種類紹介
  2. 退院後もできる自主練習指導
  3. ADL(日常生活動作)の指導
  4. 義肢や装具、福祉用具の使用方法の指導
  5. 安全性の確保や生活を送る上での注意点
  6. 病識や治療計画の理解
  7. 心理的支援

一つずつ紹介していきます。

退院後もできる自主練習指導

最初に取り組むべき家族指導の一つは、退院後もできる自主練習の指導です。

医療機関で行われていたリハビリテーションは、自宅でも続けることが大切です。

これには、筋力向上や柔軟性の維持などのシンプルなエクササイズが含まれます。

 

家族の役割は、患者がエクササイズを正しく行うことを確認することです。

それには、適切なフォームでエクササイズを行うこと、適切な回数と頻度でエクササイズを行うこと、そして、必要な装備を適切に使用することが含まれます。

また、患者が適度な痛みや不快感を感じた場合、医師に相談することを強く勧めることも家族の役割です。

 

 

ADL(日常生活動作)の指導

ADLとは「Activities of Daily Living」の略で、日常生活動作を指します。

これには、食事、着替え、トイレットの使用、移動などの基本的な日常生活で必要な動作が含まれます。

 

病気や障害によりこれらの動作が困難になった場合、リハビリの目標はこれらの動作を再び自立して行えるようにすることです。

家族指導におけるADLの教示では、患者が必要なサポートを得られるようにすることが重要です。

家族が適切に支援することで、患者の日常生活の質を改善することが可能になります。

 

 

義肢や装具、福祉用具の使用方法の指導

義肢や装具、福祉用具を退院後に使う場合もあります。

家族は、これらの義肢や装具、福祉用具等を正しく使用する方法を学び、患者を支援します。

これには、義肢の正しい装着方法、装具の調節方法、移動補助具の安全な操作方法などが含まれます。

これらの知識は、家族が患者の生活をより独立させ、より安全にするのに役立ちます。

 

 

安全性の確保や生活を送る上での注意点

病気や障害により日常生活が困難になった患者にとって、生活の質を維持するためには安全性が重要となります。

家族指導では、日常生活を安全に過ごすための指導が行われます。

例えば、滑りやすい床での移動方法、階段の上り下り方法、転倒を防止するための家の配置変更などが含まれます。

また、必要な薬の管理や適切な栄養摂取についての情報提供も重要な指導の一部となります。

 

病識や治療計画の理解

家族指導では、病状の理解(病識)や治療計画についての教育も重要な役割を果たします。

患者自身だけでなく家族も、病状の進行や治療の目標を理解し、共有することで、より効果的なリハビリテーションを実現します。

病識や治療計画の理解を深めるためには、定期的な医師とのコミュニケーションが重要となります。

患者や家族が抱える疑問や不安を医師に共有し、適切な情報を得ることで、より良い治療結果を得ることが可能になります。

 

心理的支援

リハビリテーションは身体的な回復だけでなく、精神的な回復も重要です。

病気や障害によるストレスや不安、うつ状態はリハビリテーションの進行を妨げ、生活の質を低下させることがあります。

家族指導においては、感情的なサポートと心理的なケアの提供が求められます。

これは、患者の心情を理解し、適切な対話や聞き取りを行い、患者が自己表現できる環境を提供することを含みます。

 

リハウルフ
リハウルフ

家族指導はリハビリテーションの重要な一部であり、患者のリハビリテーション成功と生活の質向上に直結します。退院後の自主練習、ADLの支援、装具の使用方法、安全性の確保、病識や治療計画の理解、そして心理的支援は、家族がリハビリテーションを成功させるために理解し、実践すべき重要な要素です。

これらの指導は専門知識を必要とする場合がありますが、適切な家族指導により、患者の回復過程は大きく向上します。この記事が、家族指導の重要性を理解し、それを効果的に行うための一助になれば幸いです。

 

ABOUT ME
リハウルフ
理学療法士/「リハコネ式!訪問リハのためのルールブック」監著・編集/「ビジケア訪問看護経営マガジン」編集長/他に3メディアの編集長/ YouTube「リハウルフ」運営/セミナー経験多数/厚生労働省のホームページを見ることが趣味