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訪問リハビリテーション

訪問リハビリでお試しという方法はアリなのか?私見を述べます。

 

訪問リハビリでお試し」ということを時々耳にすることがあります。

今回は訪問リハビリのお試しということについて私見を述べたいと思います。

 

訪問リハビリでお試しはありのなのか?

 

リハウルフ
リハウルフ

筆者は訪問リハビリと訪問看護からのリハビリを合計10年以上実施してきた理学療法士です。

また下記の書籍の編著・監修も務めています。

 

では、解説していきます。

 

訪問リハビリでお試しという方法はアリなのか?

結論からお伝えすると私の考えでは、訪問リハビリでお試しという方法は無しです。

 

私が訪問リハビリでお試しという方法が無しと考える主な理由は以下のとおりです。

 

訪問リハでお試しが無しの理由
  1. 訪問リハビリは医師の指示のもと実施する
  2. 必要な人は必要であり、早く計画的に始めた方が良い
  3. 訪問リハでお試しという発想がそもそもなかった。

 

一つずつ解説していきます。

 

訪問リハビリは医師の指示のもと実施する

訪問リハビリはじめリハビリテーションは医師の指示のもと実施するものと制度上定められています。

よって、『訪問リハビリのお試し』はどんな位置付けになるのでしょうか?

お金をとってもとらなくても、もしそのお試し中に何かあった場合は誰が責任を取るのでしょうか?

また、そのお試し中に急変した場合等はどこに連絡したりするのでしょうか?

 

その点に関して私はとても疑問を抱きます。

訪問リハビリは医師の指示のもと実施するものであると理解してるため私は訪問リハのお試しは無しと考えています。

 

必要な人は必要であり、早く計画的に始めた方が良い

訪問リハビリなど介護保険サービスや医療保険サービスは必要だから実施するサービスです。

そのため、ケアマネジメント等のアセスメントの結果、必要だと判断した場合は医師の意見を聞いた上で利用者さんや家族に説明して同意を得て早く計画的に提供を始めた方が良いと考えます。

もしお試しというものを実施していたら、本来必要な人に早く提供できなくなります。(お試しの後に、診療情報提供書をもらったり、訪問リハビリの指示をもらったり、計画を立てたりするため)

よって、訪問リハビリではお試しはしない方が良く、必要であれば早く始めるべきだと考えます。

 

訪問リハでお試しという発想がそもそもなかった

私は訪問リハビリでお試しという発想がそもそもありませんでした。

色々な訪問リハビリ業界で働く人の話を聞いた時に「訪問リハのお試しをやっている」「営業日ために・利用者さんの集客のために訪問リハのお試しをやっている」と聞いて驚きました。

そもそもお試しという考えがなかったこともお試しは無しという意見の理由の一つです。

 

リハウルフ
リハウルフ

今回は、「訪問リハのお試し」について私見を述べさせていただきました。

私は訪問リハビリのお試しは無しという派です。

皆さんはどう思いますか?

 

訪問リハビリ関係のおすすめの書籍を紹介します。

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ABOUT ME
リハウルフ
理学療法士/「リハコネ式!訪問リハのためのルールブック」監著・編集/「ビジケア訪問看護経営マガジン」編集長/他に3メディアの編集長/ YouTube「リハウルフ」運営/セミナー経験多数/厚生労働省のホームページを見ることが趣味