「訪問看護で汚い家に行くことってあるんですか?」
「訪問看護で汚い家に出会った時の対処方法を教えてください。」
このような疑問を解決できる記事です。
この記事では下記のことがわかります。
・訪問看護の汚い家の実際
・訪問看護での汚い家の対処方法
訪問看護の汚い家について解説していきます!
訪問看護は汚い家に行くこともある
「訪問看護に汚い家があるのか?」
この質問に対する回答はYESです。
綺麗な家もあれば汚い家ももちろんあります。
まず、伝えておきたいことは、綺麗だと感じる度合いも汚いと感じる度合いも人それぞれだということです。
看護師のAさんと看護師のBさんが同じ家に行った場合に、一方は普通の家と感じるけれど、もう一方の看護師は汚い家と感じる場合もあります。
汚い家と言われている家に住んでいる人は自分の家が汚いと感じていない可能性もあります。
人それぞれ価値観も許容範囲も異なるため、「汚い家」と感じる人が訪問看護に出向くのはストレスを感じるかもしれませんね。
今回は、「汚い家に行きたくない。でも、行かなければいけない。」という悩みを解決します!
参考にしていただければ嬉しいです。
まず、訪問看護で出会う可能性がある汚い家の例をいくつか紹介します。
- ペットがたくさんいて、ペット臭がする家
- 床がベトベトしている家
- 家の前の庭に蜘蛛の巣が張っている家
- ものが捨てられずにゴミが溜まっている家
- 整理整頓ができていない家
- 独特の臭いがする家
汚い家への訪問看護の攻略法を伝授しよう!
汚い家への訪問看護の攻略法①
床が汚い場合はよくあります。
- 掃除が行き届いておらず、床の掃除ができていない場合
- 身体機能上、掃除が難しい状態
- ペットの毛や尿が落ちている場合
そのような場合は、スリッパを持参したり、ルームシューズを履いたり、シューズカバーをつけることをおすすめします!
スリッパやルームシューズも良いですが、スリッパやルームシューズですと、毎回拭き取りや消毒をしなければ、他のお宅にも迷惑をかけてしまうことになります。
ですから、下記のような使い捨てのシューズカバーをオススメします!
汚い家への訪問看護の攻略法②
訪問看護に行っている家が、もし汚い家だった場合の根本的な解決方法は、「綺麗な家」にすることです。
一緒に掃除をしたり、臭いが気になるのであれば換気をしたり、身体機能が影響しており掃除ができないのであれば、訪問看護(リハビリ)で掃除の練習をするという方法もあります。
生活環境と病気の発症は少なからず影響があると思います。
とても暑い家に住んでいる人は熱中症になる可能性がありますし、家がとても寒い場合は高血圧になったり、冬の時期にお風呂の際にヒートショックになる可能性もあります。
よって、健康管理のためにも一緒に清潔で健康的な環境を作ることもオススメします。
汚い家への訪問看護の攻略法③
臭いが気になる家にも出会うことがあります。
その時にはマスクをすることをオススメします!
マスクですが、不織布マスクを二重にすることで匂いの感じ方がやや軽減されます。
臭いで悩んでいるのであれば、結構効果的ですので、ぜひ試してみてください!
汚い家への訪問看護の攻略法④
訪問看護で訪問している家が汚い家の場合、1人暮らしで身体機能が低下しているが故に、掃除がしたくてもできない場合もあります。
そのような時は、ケアマネジャーに相談して訪問介護(ヘルパー)を導入していただくことをオススメします!
生活を送る上で生活環境を清潔に保つことも大切ですので、検討する価値あるかもしれませんね!
汚い家への訪問看護の攻略法⑤
いろいろな対策を実践してみても、精神的にきついと感じたりした場合は上司に相談して汚い家に訪問看護をしないようにスケジュールを組んでいただくことも一つの手だと思います。
「みんなも我慢しているのに私だけわがまま言えない…。」
このように思うかもしれませんが、優秀な優しい管理者はみなさんが不快の感じ方が違うことをしっかりと理解していると思います。
職員想いの上司がいる場合は、素直に伝えられると良いですね!
そのように相談して逆にイライラするような上司や管理者だった場合は、汚い家以上に汚い職場環境かもしれませんので、職場環境を考える検討もしたほうが良いかもしれませんね!
「職員のきつい。利用者さんのきつい」を理解してくれる人はきっといるはずです!
訪問看護で汚い家に行く攻略法のまとめ
訪問看護では汚い家に出会うこともあります。
そのような時は今回紹介したような下記の方法を実践してみましょう!
- シューズカバーをつける。
- 汚い家を綺麗な家にする。
- 臭いには二重マスクで対応
- ヘルパーに綺麗にしてもらう。
- 上司に相談する。
汚い家だと感じる度合いは人それぞれです。
「きつい」とか「ストレス」を感じるのであれば、一杯一杯になる前に相談できる人に相談してみてくださいね!
きっと理解者はいるはずです。