「嚥下(えんげ)食や介護食ってどうやって作るの?」
「食事を食べるときに、気を付けることがわかる本ってあるのかな」
このような疑問を解決できる記事です。
この記事でわかることは以下の通りです。
- 嚥下食・介護食のレシピ本のおすすめ
- 食事介助・支援を学べる本のおすすめ
嚥下食や介護食の本をお探しの方は、ぜひご覧ください。
嚥下食・介護食のレシピ本のおすすめ
嚥下食・介護食のレシピ本のおすすめを8つ紹介します。
老人ホーム福寿園のおいしいかんたんあったかごはん
老人ホームの機関紙をまとめた全77品のレシピ本です。
1日に4,000食以上の食事を提供している施設のレシピが載っています。
やわらか食レシピは、上あごと舌で軽くつぶせる硬さを目安にしているため、食事の噛みづらさが気になる方向きです。
調理のポイントや栄養士のワンポイントアドバイスも書かれています。
かみやすい飲み込みやすい食事のくふう―絵で見てわかる
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食事の食べづらのある本人と調理方法を学べる本です。
噛みづらくなったら避けたい食品の説明が、大きな文字とイラストで説明されています。
例えば刺身は、たこやいかを避けてねぎとろにするなど具体的な食材が書いてあり、食べやすくする工夫を調理に活かせるでしょう。
「嚥下調整食学会分類2013」の新コード分類に対応 決定版 かむ・飲み込むが難しい人のごはん
肉、野菜、寿司やデザートまで幅広いレシピが載った本です。
ビールゼリーや梅酒ゼリーなど、お酒の加工方法も載っているため、お酒好きな家族に試したくなります。
市販の製品を使った簡単レシピもあるため、介護をしている方の食事作りを助けてくれるでしょう。
見た目にもこだわった102のレシピを、カラーで1工程ずつ説明しています。
5分でできる介護食―目からウロコのアイデアメニュー
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管理栄養士が考えた5分以内にいつでも作れる料理の本です。
家族の食事をアレンジして同じ献立を食べられる工夫が載っています。
また冷凍食品や総菜、缶詰などを活用するレシピも多いため、時間がない方も食事作りを行えるでしょう。
電子レンジで作れるレシピが多く、調理が負担になりません。
おやつレシピも載っています。
テクニック図解 かむ・飲み込むが難しい人の食事
重い嚥下障害があっても食べられるレシピ本です。
天ぷら、すき焼き、ソースカツ、カニクリームコロッケなどのごちそうの献立を、味や見た目にこだわる作り方が載っています。
揚げ物をミキサーにかけてから衣をつけるなど、嚥下食にする工夫ポイントや一手間が載っているため、他の献立にも応用できますよ。
いっしょに食べよ! ―病院の栄養士が考えたおいしい嚥下食レシピ
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「近所で買える食材」と「家庭にある道具」を使って作る嚥下食のレシピ本です。
特別な増粘剤を使わずに、うらごしなどを行って行事食を作れます。
栄養士が考えた華やかな食事が載っているため、見た目から食べたくなるでしょう。
新しい介護食・嚥下食レシピ集―食を楽しんで栄養を取り入れるために嚥下の専門家とフランス料理店シェフが出版した本です。
フレンチ技法を取り入れた美しくおいしい嚥下食を紹介しています。
嚥下障害の重症度別に80のレシピを掲載しているため、飲み込む能力に合わせて食事を用意できるでしょう。
嚥下障害の基礎知識や、増粘剤・ゲル化剤・調味料も載っています。
寿司ゼリーやおせち、サーモンとホタテのテリーヌ、とけないアイスクリームなどグルメ好きな方に作りたい料理本です。
嚥下食をおいしくする101のソース
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嚥下食に合うソースを101種類紹介している本です。
病院で提供している嚥下食に合うように工夫された和洋折衷のソースが載っています。
同じ食材を使っても、かば焼きだれ、みそだれ、枝豆ソース、中華風甘酢あんソースなどに変えて食事を楽しめるでしょう。
ソースはどの食材に合うのか、魚や肉、豆腐などのマークが付いて説明されています。
また、野菜の加工方法が簡単に紹介されているため、蒸したり加熱したりすると食べやすい食材がわかりますよ。
食事介助・支援を学べる本のおすすめ
食事介助・支援を学べる本を2つ紹介します。
嚥下食や介護食を召し上がる方の食事を、見守るときに抑えておきたいポイントを教えてくれる本です。
「食べる」介護のきほん 誤嚥を防いで食の楽しみをキープする、食事介助&お口のケア(はじめての在宅介護シリーズ)
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栄養士資格を持つ歯科医師の本です。
食事を食べる量が減ったり、時間がかかったりしている方への対応方法や、誤嚥予防のポイント、家でできる口腔ケアなどを紹介しています。
食事中の姿勢の直し方や、早食いの対応方法がイラスト付きで説明されているため、理解しやすい本です。
介護を始めたばかりの方が読むと、食事中の気を付けるポイントがわかるでしょう。
がんばらなくても誤嚥は減らせる! シンプル食サポート 誰でもできる 毎日できる 高齢者の食事支援
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食事を食べる「環境的アプローチ」を解説した本です。
姿勢や道具の使い方などを、良い例や悪い例にわけて見開きイラストで説明されています。
シンプルで真似しやすい食事支援が多く、食事環境の工夫を学べるでしょう。
また、食べ物を口に入れて飲み込むまでの、嚥下の流れも簡単に説明されています。
嚥下食・介護食の本を使って調理しよう!
今回は、嚥下食・介護食のレシピ本のおすすめと、食事介助・支援を学べる本のおすすめを紹介しました。
加工方法を覚えたり、食事の環境を調整したりして、ご家族で食事を楽しんでくださいね。
ぜひ、本選びの参考にしてください。