「親の介護が大変になってきたから日中くらいはデイサービスに行って欲しい。」
「良いデイサービスってどんなところかな?」
「今、行っているデイサービスはあんまり良くない気がする。」
このような疑問を解決できる記事です。
最近では色々なデイサービスがあり、どこに通ったら良いかわからないですよね!
特に一般人であれば、その見極めができないですよね。
この記事では介護現場で長年働いてきた理学療法士が解説します。
ぜひ、最後まで読んでいただき、デイサービス選びの参考にしていただければ嬉しいです。
この記事でわかることは以下の通りです。
・良いデイサービスとは?
・デイサービスの見分け方
良いデイサービスとは?
良いデイサービスの基準は人によってさまざまだと思います。
ここでは、「こんな良いデイサービスもあるよ!」というデイサービスの例を紹介したいと思います。
食事が美味しいデイサービス
食事がとても美味しいデイサービスも最近では増えてきています。
- 毎日3食選択できて好きなものを選ぶことができる
- お寿司や刺身などの新鮮な生魚も提供してくれる
- 揚げたての天ぷらを提供してくれる
このように食事に力を入れているデイサービスも実際にあります。
毎日の食事を楽しみにされている高齢者も多いと思いますので、送り出す側の家族の立場では、食事が美味しいデイサービスに通っていただくことも大切にしたいですよね。
リハビリ専門職が熱心にリハビリするデイサービス
デイサービスはリハビリ職員が必ずいるわけではありません。
しかし、最近では理学療法士・作業療法士・言語聴覚士といったリハビリ専門職がいるデイサービスも増えてきています。
リハビリ専門職がいるだけで、専門的な内容のリハビリを専門的な視点で受けることができますので、リハビリを希望している場合はリハビリ専門職がいるデイサービスを選ぶことをおすすめします。
ざっくり説明すると以下の通りですが、重なるところもありますので、参考程度にお願いします。
私は理学療法士ですが、手ももちろんみます。
あくまで得意分野ですので、リハビリ専門職が『いるorいない』で選んでも良いかもしれませんね。
- 理学療法士・・・足のプロ
- 作業療法士・・・手のプロ
- 言語聴覚士・・・言葉や飲み込みのプロ
土日祝日365日営業しているデイサービス
土日祝日、年末年始も休まずに365日営業しているデイサービスもあります。
家族などの都合で、土日や祝日にデイサービスに通って欲しい場合などは、その家族にとってはとても良い条件のデイサービスになりますよね。
以下のようなデイサービスも実際ありますので、選択肢の幅を広めるためにも色々な営業時間のデイサービスがあることも覚えておきましょう。
- 土日が休みのところ
- 営業時間が短いところ
- 祝日が休みのところ
- 年末年始が休みのところ
- GWや夏休みが休みのところ
職員がみんな笑顔なデイサービス
職員がみんな笑顔なデイサービスというだけでとても良いデイサービスに感じますよね。
笑顔で、親切で、丁寧に色々とケアしてくれるだけでとても嬉しい気持ちになると思います。
一方で、そうではないデイサービスもあるのも事実です。
職員が笑顔で接遇もしっかりされているデイサービスはとても良いデイサービスと言っても大丈夫だと思います。
マメに報告・連絡をしてくれる
些細なことでもマメに報告・連絡をくれる事業所も良いデイサービスだと思います。
報告や連絡をくれるということは細かなところまでしっかりとみていてくれるからだと思います。
例えば以下のようなことです。
- お風呂の時に少しおしりが赤かったですよ。
- 便が少し黒かったので病院に行ってみてください。
- 他の利用者さんととても笑顔でお話しされていましたよ。
- とても頑張って歩行練習をされていましたよ。
些細なことでも報告・連絡をくれると嬉しいですよね!
レクリエーションなど色々なイベントがある
デイサービスによってはさまざまなイベント、レクリエーションがあります。
通っているときに四季折々のイベントなどがあると嬉しいですよね!
デイサービスでよくあるイベントの例を紹介します。
- カラオケ大会
- お寿司バイキング
- 天ぷら大会
- 運動会
- 職員による寸劇
- 手品ショー
- 踊り
- 音楽
- ペットとの交流
- 幼稚園児との交流
- 餅つき大会
- 夏祭り
色々なイベントやレクリエーションなどを工夫して行ってくれているところは、良いデイサービスだと言えると思います。
良いデイサービスの見分け方とは?
良いデイサービスの条件は人によって異なると思います。
ですので消去法で、おすすめしないデイサービスの例もいくつか紹介したいと思います。
これから紹介するデイサービスは、個人的にはあまりおすすめしません。
- 食事が冷たい、美味しくない。
- ただ預かっているだけで、寝ている。
- 職員が親切ではない。無愛想。
- 希望に沿っていない(例:運動したいけど、運動しない)
- 通っていて苦痛。
これは一例です。
デイサービスの好みや求めていることなどは人それぞれだと思います。
私から伝えられることは、以下の通りです。
- デイサービスは色々なところがある。
- デイサービスを選ぶのは自由。
- デイサービスを変えることも可能。
自分自身にあった良いデイサービスを選ぶことができると良いですね!