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訪問入浴介護がきつい5つの理由とその対策を紹介します!

 

訪問入浴介護をやってみたいけど、きついの?

訪問入浴介護がきつくてもう辞めたい。

このような疑問や悩みがある人もいるはずです。

 

 

訪問入浴介護は、高齢者や身体障害者などが自宅で入浴する際に介護スタッフが訪問し、安全かつ快適な入浴をサポートするサービスです。

入浴は個人の尊厳を守るうえで非常に重要な行為であり、身体的・精神的なリフレッシュにもつながります。

しかし、この訪問入浴介護で働く上できついと感じることもあります。

この記事では以下のことがわかります。

 

  • 訪問入浴介護とは?
  • 訪問入浴介護できついこと
  • きつい訪問入浴介護の対策

それでは解説していきます。

 

訪問入浴介護とは

厚生労働省によると、『訪問入浴介護とは、要介護状態となった場合においても、その利用者が可能な限りその居宅において、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、居宅における入浴の援助を行うことによって、利用者の身体の清潔の保持、心身機能の維持等を図るもの。』とされています。

出典)厚生労働省.訪問介護・訪問入浴介護

 

入浴は身体を清潔に保ち、健康を維持するうえで欠かせない活動であり、心身のリラックスにも繋がります。

しかし、高齢や障害によって入浴が困難な場合、自宅での入浴はリスクが伴うこともあります。

そこで、訪問入浴介護では専門的な介護スタッフが様々な支援を行い、利用者が安全かつ快適に入浴できるようサポートします。

 

訪問入浴介護がきつい5つの理由

訪問入浴介護がきついと言われている主な理由は以下のとおりです。

  1. 浴槽の運搬が大変
  2. 大きな車の運転が大変
  3. 夏場だと汗だくになる
  4. 様々な場面で腰に負担がかかる
  5. 少人数で動くため休みづらい

それぞれ解説していきます。

浴槽の運搬が大変

自宅での入浴を支援するためには、移動式の浴槽を持参する必要があります。

しかし、浴槽は大きく重たいため、その運搬が非常に大変です。

特に上階に住んでいる利用者の場合、階段を上がるためには複数の介護スタッフが力を合わせて運ぶ必要があります。

 

対策

訪問入浴介護は意外と力仕事も多いです。簡易浴槽を運んだり洗ったりすることもあります。対策としては体の負担のかからない体制で運んだり、普段から対応できる体づくりをすることが重要だと思います。

 

大きな車の運転が大変

訪問入浴介護では、浴槽だけでなく介護用具や車椅子などを輸送するため、大きな車両が必要となります。しかし、大きな車の運転は一般的な普通車と比べて扱いが難しく、介護スタッフにとって負担となることがあります。

 

対策

訪問入浴介護の車はほとんどがハイエースです。

3人1組で訪問入浴介護で回ることが多いので運転が得意の人に行ってもらうことも対策の一つだと思います。

 

夏場だと汗だくになる

訪問入浴介護は季節によっても負担が変わることがあります。

特に夏場は高温多湿であり、介護スタッフは浴槽を運ぶだけで汗だくになることがよくあります。

これにより、体力の消耗や熱中症のリスクが増大します。

 

対策

夏場の訪問入浴介護では、介護スタッフの体力を考慮し、適宜休憩を取ることが重要です。

作業前後にこまめな水分補給を行い、熱中症予防に努めましょう。

また、長時間の外出作業には適切な防暑対策を施し、スタッフの健康を守ることが必要です。

下記のようなアイテムを使うことも有効です!

 

 

様々な場面で腰に負担がかかる

訪問入浴介護では、利用者の移動や身体のサポートが必要となるため、介護スタッフの腰に負担がかかることが多いです。

特に寝たきりの方や重度の障害を持つ方の場合、体を支えるために腰への負担が大きくなります。

 

対策

腰への負担を軽減するためには、正しい姿勢や体の使い方を意識することが大切です。

介護スタッフには定期的な体力トレーニングや姿勢の指導が必要です。

また、利用者の移動をサポートするための専用の補助具を利用することで、腰への負担を最小限に抑えることができます。

 

少人数で動くため休みづらい

訪問入浴介護は、利用者の自宅に個別に訪問するため、少人数の介護スタッフで対応することが一般的です。

そのため、スタッフの数が限られているために休みが取りづらく、長時間の勤務や連勤が続くことがあります。

 

対策

スタッフの負担を軽減するためには、スタッフの配置やシフトの調整が重要です。

介護スタッフの健康管理を徹底し、適切な休息を取ることが必要です。

さらに、複数の介護スタッフが連携して効率的に作業できるよう、コミュニケーションの促進やスタッフ間のサポート体制を整備することが大切です。

 

まとめ

訪問入浴介護は高齢者や身体障害者の自宅で入浴を支援する重要なサービスですが、いくつかの理由からきつい側面も存在します。

浴槽の運搬や大きな車の運転、夏場の暑さや腰への負担、少人数での作業による休みづらさなどが挙げられます。

これらの問題に対処するためには、適切な設備や機器の活用、スタッフの体力管理や姿勢指導、シフトの調整などが必要です。

また、利用者の個々のニーズに合わせたサービスの提供やコミュニケーションの充実も大切です。

訪問入浴介護の重要性は高いですが、スタッフの健康や労働環境にも配慮しながら、質の高いサービスの提供に努めることが求められるでしょう。

介護スタッフの負担軽減や利用者の満足度向上に向けて、引き続き改善と努力を重ねることが大切です。

ABOUT ME
リハウルフ
理学療法士/「リハコネ式!訪問リハのためのルールブック」監著・編集/「ビジケア訪問看護経営マガジン」編集長/他に3メディアの編集長/ YouTube「リハウルフ」運営/セミナー経験多数/厚生労働省のホームページを見ることが趣味