訪問リハビリがつまらないと感じる人はいませんか?
また、これから訪問リハビリをやりたいと思っていても、中には「つまらない」という人もいて、その理由を知りたい人もいるかもしれませんね。
この記事では以下のことがわかります。
- 訪問リハビリがつまらないと感じる人の5つのタイプ
結論としては、訪問リハビリをつまらないと感じる人は確かに一定数いますが、それは相性だと思います。
筆者としては訪問リハビリはとても楽しく素晴らしい仕事・分野だと思います。
訪問リハビリがつまらないと感じる人のタイプ
訪問リハビリがつまらないと感じる理由は人それぞれですが、一般的に以下の5つのタイプに分けられます。
- 急性期や回復期のリハビリが好き
- 利用者さんの家族とのコミュニケーションが苦手
- ケアマネジャーとの連携が苦手
- 暑い環境や汚い家、ペットなどがいる環境が苦手
- 運転が苦手
急性期や回復期のリハビリが好き
リハビリテーションの分野には、訪問リハビリテーションの生活期の他に急性期や回復期のリハビリテーションという特別な分野があります。
急性期や回復期のリハビリテーションでは、患者さんが事故や手術などによる急性の疾患から回復する過程を、医療専門家が手助けします。
このリハビリテーションでは、患者さんの身体的な進歩を直接見ることができ、その成果が明確に視覚化されます。
そのため、こうしたリハビリテーションが好きな専門家にとっては、訪問リハビリがつまらなく感じることがあります。
一方で、訪問リハビリは長期的な視野を持つことを求められるからです。急な変化ではなく、徐々の改善を目指す必要があります。
利用者さんの家族とのコミュニケーションが苦手
訪問リハビリの一部として、専門家は利用者さんの家族とコミュニケーションを取ることが求められます。
これは利用者さんのリハビリの進捗状況を共有したり、家庭でのケア方法を教えたりするためです。
しかし、人間関係やコミュニケーションが苦手な方にとっては、これが負担となることもあります。
家族とのコミュニケーションを避けることはできませんが、適切なコミュニケーションスキルを学ぶことで、この問題を克服することが可能です。
ケアマネジャーとの連携が苦手
訪問リハビリは、単なる身体の動きを改善するだけでなく、利用者さんの生活全体を見つめるものです。
そのため、ケアマネジャーとの連携が求められます。
ケアマネジャーは、利用者さんの全体的なケアプランを作成し、それに基づいたリハビリテーションを提供することが求められます。
しかし、ケアマネジャーとの連携が苦手な専門家にとっては、この連携は負担となります。
これを解決するためには、コミュニケーションスキルやチームワークスキルの向上が必要となります。
暑い環境や汚い家、ペットなどがいる環境が苦手
訪問リハビリは利用者さんの自宅で行うため、その環境は専門家がコントロールできる範囲を超えることが多いです。
そのため、自身が苦手と感じる環境で働くことは困難を感じることもあります。
暑い環境や、衛生的でない環境、またペットの存在など、それらが働く上でのストレスとなることがあります。
この問題に対する解決策としては、事前に利用者さんやその家族と協議し、訪問時の環境を改善することが考えられます。
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運転が苦手
訪問リハビリは自動車での移動が必要となることが多いです。
そのため、運転が苦手な専門家にとっては、これが大きなストレスとなることがあります。
公共交通機関を利用することも一つの選択肢ですが、地域によっては不便な場合もあります。
運転スキルを向上させる、または他の移動手段を見つけることが必要です。
訪問リハビリがつまらないなら他の道に行くこともOK
もし、訪問リハビリがつまらないと感じるなら、それは自分自身と向き合い、自分のキャリアの方向性を見つめ直す絶好の機会です。
新たな道を探求することで、あなたが本当に何を望んでいるのか、どのような環境で働きたいのかが明確になるでしょう。
リハビリテーションはあなたの専門知識とスキルを活かして、他人の生活を改善するための仕事です。
そのため、自分がやりがいを感じ、達成感を得られる仕事を見つけることが重要です。
訪問リハビリがその道でないと感じても、あなたが活躍できる場所はきっとどこかにあります。
新たな道を探し、自分のキャリアを進めてください。