訪問看護のきついところ15選|理由と対策を現役目線で解説

「訪問看護って、実際きついことはないの?」——転職や就職を考えるとき、やりがいだけでなく大変な面も知っておきたいですよね。訪問看護は、病院やクリニックとは違う「利用者さんの自宅」という環境で働くため、独特のきつさ・しんどさがあります。
この記事では、訪問看護の現場で実際に「きつい」と感じやすい15のポイントを、理由と対策(少しでもラクにするコツ)とあわせて正直に紹介します。先に知っておけば「思っていたのと違った」というギャップを減らせますし、自分に向いているかどうかの判断材料にもなります。
- 訪問看護で「きつい」と感じやすい15のポイントがわかる
- それぞれの「なぜきついのか」と、ラクにする対策がわかる
- きつさを上回る訪問看護の魅力・向いている人がわかる
- 就職・転職前に心構えと準備ができる
ちびウルフ訪問看護って大変そうだけど、具体的にどんなことがきついの?
リハウルフケアそのものより「環境」によるきつさが多いんだ。天気・移動・におい・人間関係…。でもどれも対策できるものばかりだから、順番に見ていこう。
訪問看護のきついところ15選
ここからは、訪問看護で「きつい」と感じやすい15のことを、環境・身体・人間関係の観点で整理して紹介します。あてはまりそうなものから読んでみてください。
| 分類 | きついと感じやすいこと |
|---|---|
| 環境・住まい | ①不衛生な家 ②におい ③ペットの尿 ④虫 ⑤蜘蛛の巣 |
| 天候・季節 | ⑥花粉 ⑦夏の暑さ ⑧冬の寒さ ⑨雨 |
| 体調・身体 | ⑩トイレの我慢 ⑪猫アレルギー ⑫靴下が汚れる |
| 人・コミュニケーション | ⑬人間関係 ⑭担当交代の宣言 ⑮出される飲み物 |
環境・住まいに関するきつさ
①不衛生な家がきつい
訪問先には、いわゆるゴミ屋敷のようにあまり清潔ではない家もあります。感じ方は人それぞれですが、潔癖傾向のある方は特にストレスを感じやすい部分です。マスクや手指消毒、必要に応じた感染対策を徹底することで、心理的な負担も和らぎます。
②さまざまなにおいがきつい
生活臭やペット、排泄物など、訪問先ではいろいろなにおいに遭遇します。苦手なにおいで気分が悪くなることもあり、特に妊娠初期でつわりがある時期は要注意です。マスクの活用や、訪問前後の換気・深呼吸でリセットしましょう。
③ペットの尿がきつい
ペットを飼っているお宅では、ごくまれに床に尿が落ちていて踏んでしまうこともあります。替えの靴下や、ウェットティッシュを携帯しておくと安心です。
④虫がきつい
屋外では蚊や蜂、室内ではゴキブリなど、虫に遭遇する場面があります。虫が苦手な人にはこたえる部分。虫よけスプレーを常備しておくと負担が減ります。
⑤蜘蛛の巣がきつい
玄関や庭で蜘蛛の巣にかかり、髪や顔についてしまうこともしばしば。地味ですが、不意打ちで遭遇するとかなりこたえます。
天候・季節に関するきつさ
⑥花粉がきつい
訪問看護は屋外移動が基本のため、春は花粉に触れる量が屋内勤務より多くなります。花粉症の方には地味にこたえる季節。マスク・メガネ・薬の準備で乗り切りましょう。
⑦夏の暑さがきつい
夏の訪問は想像以上に過酷です。自転車移動なら汗だくになり、訪問先のクーラーが弱い・設定温度が高いことも珍しくありません。こまめな水分補給と熱中症対策が必須です。日焼け対策もあわせて行いましょう。
⑧冬の寒さがきつい
冬の訪問はとても寒く、雪国ではさらに厳しさが増します。屋内勤務では想像できない寒さに直面することも。防寒グッズを上手に使って体調を崩さないようにしましょう。
⑨雨がきつい
自転車・バイク移動の人にとって、梅雨や台風の時期は大きな負担です。濡れて寒い、蒸れて暑い、靴に水が入る…。車移動でも玄関までの数歩でびしょ濡れになることもあります。レインウェアや替えの服を準備しておくと安心です。
ちびウルフ天気のきつさは、どうにもならない感じがするね…。
リハウルフ天気そのものは変えられないけど、装備でかなり快適さが変わるよ。日焼け・寒さ対策グッズはしっかりそろえておくのがおすすめだね。
体調・身体に関するきつさ
⑩トイレの我慢がきつい
訪問看護は1日に4〜7件ほど回ります。移動時間が短いとトイレに寄れず、我慢を強いられる場面も。飲み過ぎを避ける・カフェインを控えるなどの工夫で、体への負担を減らしましょう。
⑪猫アレルギーがきつい
猫がいるお宅では、猫アレルギーのある人は鼻水・目のかゆみ・くしゃみ・皮膚のかゆみなどの症状が出ます。事前に情報共有してもらう、アレルギー薬を準備するなどの対策が大切です。
⑫靴下が汚れるのがきつい
床の汚れで靴下が汚れてしまうことは日常茶飯事。次の訪問先に汚れを持ち込まないためにも、替えの靴下やソックスカバーを用意しておく人が多いです。
人・コミュニケーションに関するきつさ
⑬人間関係がきつい
ケアマネジャー、ステーション内の同僚、先輩後輩、他職種、利用者さんやご家族——訪問看護にはさまざまな人間関係があります。相性や理不尽さに悩むことも。一人で抱え込まず、相談できる関係を作っておくことが何より大切です。
⑭担当交代の宣言がきつい
「もう来てほしくない」と言われ、それを管理者や同僚、ケアマネジャー経由で伝えられる場面はとてもこたえます。誰にでも起こりうることなので、自分を責めすぎず、チームで振り返る姿勢が大切です。
⑮出される飲み物がきつい
利用者さんやご家族の好意で飲み物を出していただくことがあります。ありがたい一方で、トイレ問題・苦手なもの・衛生面などから、断るのも気をつかってきついもの。やんわり丁寧にお断りする言い回しを用意しておくとラクになります。
それでも訪問看護には魅力がたくさんある
ここまで15のきつさを紹介してきましたが、訪問看護にはきつさを上回るやりがいと魅力がたくさんあります。利用者さんの生活に深く寄り添える、一人ひとりとじっくり関われる、感謝の言葉を直接もらえる——病院では味わいにくい喜びがあります。
今回紹介したきつさは、その多くが「装備」「工夫」「相談」でやわらげられるものです。クリアできそうだと感じたなら、訪問看護の世界に飛び込んでみる価値は十分にあります。
訪問看護のきつさを乗り越える5つの工夫
きつさの多くは「事前の準備」と「働く環境の選び方」でやわらげられます。これから始める方も、今まさにきついと感じている方も、次の5つを意識してみてください。
- 装備を整える(替え靴下・マスク・虫よけ・日焼け/防寒グッズ・レインウェアを常備する)
- 体調管理を徹底する(水分・カフェインの取り方を調整し、トイレ問題に備える)
- アレルギーや苦手な環境は事前に共有しておく(担当調整や薬の準備で負担を減らす)
- 悩みは一人で抱えず、上司・同僚にこまめに相談する(早めの相談がバーンアウト予防になる)
- 働く環境(移動手段・エリア・件数)を求人選びの段階で見極める
特に大切なのが、最後の「環境選び」です。同じ訪問看護でも、移動手段が車か自転車か、訪問エリアが広いか狭いか、1日の件数が何件かで、きつさは大きく変わります。求人を選ぶ段階でこれらの条件を確認しておくと、入職後のギャップをぐっと減らせます。
よくある質問(FAQ)
訪問看護で一番きついことは何ですか?
未経験でも訪問看護はできますか?
体力に自信がなくても大丈夫ですか?
アレルギーがあると訪問看護は難しいですか?
きつくても続けている人は何が支えになっていますか?
- 訪問看護のきつさは「住環境・天候・身体・人間関係」の4つに整理できる。
- 住環境や天候のきつさは、マスク・替え靴下・防寒/日焼けグッズ・虫よけなど装備でかなり軽減できる。
- トイレの我慢やアレルギーは、水分・カフェイン管理や事前の情報共有で対策可能。
- 人間関係の悩みは一人で抱え込まず早めに相談することが、長く続けるコツ。
- きつさを上回るやりがいがあるのが訪問看護。クリアできそうなら飛び込む価値は十分にある。

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