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リハビリ全般

理学療法士は40代・50代・60代から目指すことはできる?

 

理学療法士は50代からでも可能?

理学療法士は40代・50代・60代でも目指すことができる?

このような疑問を解決できる記事です。

 

この記事では以下のことがわかります。

  • 理学療法士は40代・50代・60代から目指すことはできる?
  • 理学療法士が50代・60代で大変なこと
  • 理学療法士の年収(50代・60代)

 

では、早速解説していきます。

これから40代・50代・60代で理学療法士を目指したい人はぜひ参考にしてください。

 

理学療法士は50代から目指すことはできる?

結論からお伝えすると、理学療法士は40代・50代・60代でも目指すことが可能だと思います。

実際に私が理学療法士になるために入った養成校には定年後に入学した人もいました。

その方は学校でトップクラスの成績で合格して理学療法士に慣れていました。

勉強に関しては40代・50代・60代ではあまり変わらないと思います。

むしろ20代の現役世代は遊びたい年頃の人が多いため学校の勉強が疎かになったり、学校の授業に集中できなかったり、サボってしまったりする人もいるかもしれませんね。(私自身そうでした。)

一方で、社会人経験がある人は色々な面で大人なので成績が優秀な人が多いかもしれません。

結局は人によると思います。

しかし、50代・60代だと大変なこともあるので紹介していきます。

理学療法士を50代で目指すと大変なこと・苦労

50代で理学療法士を目指すという決断は、多くの挑戦と困難を伴います。

その中でも特に大変なことに焦点を当て、7つのポイントを紹介します。

理学療法士の職業に魅力を感じるなら、それに向かって頑張ることは素晴らしいことですが、その前に覚悟が必要です。

体育などの授業もあるから体力が大変

理学療法士の養成学校では、体育の授業が多く含まれています。これらの授業は、学生に体力を要求します。50代になると、若い学生たちと同じペースで体力をつけるのは容易ではありません。体力づくりには時間とエネルギーが必要で、自己管理が欠かせません。また、怪我や体調不良に気をつけなければなりません。

50代の学生がこれらの授業に挑む際、若い同級生と同じような成績を維持することは難しいかもしれません。しかし、経験と忍耐力を持つ50代なら、他の面で優れた成績を収めることができるかもしれません。50代の学生は、体力づくりに対するリアルな期待を持ち、無理せず自分の限界を尊重することが重要です。

教員や実習指導者が年下のことが多い

理学療法士養成学校では、教員や実習指導者が多くの場合、学生よりも年下であることが一般的です。50代の学生が若い指導者に指導を受けることは、心理的なプレッシャーを感じることがあります。年齢差によるコミュニケーションの調整や、指導者からの指示を受け入れる柔軟性が求められます。

この状況に対処するためには、相互尊重と協力の精神が重要です。若い指導者とのコミュニケーションを円滑にし、彼らから学びつつ、自身の経験や洞察を共有することで、学習プロセスを効果的に進めることができます。そして、年齢に関係なく、共通の目標に向かって協力しましょう。

学生の周りがほとんど20代で馴染めない

理学療法士養成学校では、多くの学生が20代の若者です。50代の学生が若い仲間たちと馴染むことは、社交的なスキルや心の余裕を必要とします。異なる世代の学生たちとのコミュニケーションや共感を築くことが挑戦となるでしょう。

この挑戦を克服するためには、オープンマインドで新しい友人を作ることを意識しましょう。年齢やバックグラウンドの違いを乗り越え、共通の趣味や目標を見つけて結びつくことができれば、学生生活が充実したものになるでしょう。自分の貴重な経験をシェアすることで、他の学生とのコミュニケーションを深めるチャンスを逃さないようにしましょう。

移乗動作や歩行介助などで体力が必要

理学療法士の仕事は、患者の身体的なサポートが主要な役割です。移乗動作や歩行介助などの任務は、体力を要する場面が多いです。50代で理学療法士として働くためには、若い時と同じような体力が必要です。トレーニングや体力維持が欠かせません。

特に、患者の安全を確保するために必要な体力は重要です。50代の理学療法士は、適切な筋力や持久力を維持し、患者に最高のケアを提供できるように努力する必要があります。定期的な運動と健康的な生活習慣を維持することが、仕事の成功につながります。

若い時よりも記憶力が多少は低下している

年齢が上がると、記憶力に関する課題が現れることがあります。理学療法士の学習過程では、解剖学や医学的知識を多く覚える必要があります。50代の学生は、若い時よりも記憶力に苦労するかもしれません。効果的な学習戦略や記憶術を身につけることが重要です。

50代で学習に取り組む際、情報の整理と定期的な復習が鍵です。ノートをとり、学習計画を立て、知識を定着させるために努力しましょう。また、同級生や指導者からのサポートを受けることも、学習プロセスをサポートするのに役立ちます。

学校に通っている4年間収入がない

理学療法士の養成プログラムは通常4年間にわたります。これは、50代の学生にとって長期間の収入がないことを意味します。生活費や学費を賄うための計画やサポートが必要です。再就職や収入への影響を検討しながら、学業に集中する必要があります。

この期間を乗り越えるために、財政面での計画が重要です。学費や生活費を賄うために、貯金や奨学金、助成金などの選択肢を検討しましょう。また、パートタイムの仕事や副業を探し、収入源を確保することも考えられます。将来のキャリアに対する投資として、計画的に行動しましょう。

資格取得後、入職しても上司が年下

理学療法士としてのキャリアをスタートさせた後も、50代の理学療法士は、上司や同僚の中で年下の人々と協力することがあります。これは、経験とスキルに関する自信が必要で、年齢による差を乗り越えることが求められます。

この状況に対処するためには、謙虚さと自己啓発が不可欠です。年齢に関係なく、仕事を通じて新しいスキルや知識を習得し、チームの一員として貢献する姿勢を持ちましょう。上司や同僚からのフィードバックを受け入れ、協力と成長の機会と捉えることが、キャリアの成功につながります。

 

理学療法士の年収(50代・60代)

理学療法士の年収について話します。

若い時に理学療法士になって、今50代・60代の人の年収データが時々公開されています。

そのようなデータですと50代では年収560万円くらいと掲載されているところもあります。

これは昔は理学療法士が希少性が高かったためだと思います。

今22歳で理学療法士になっても50代の頃に誰もが年収560万円に到達することはないと思います。

おそらく50代になっても多くの理学療法士の年収は450万円程度だと思います。

理学療法士の年間昇給額は1,000円〜2,000円のところが多いため、計算するとわかると思います。

 

今回の記事のテーマのように50代から理学療法士を目指した人はほとんどの職場では他の新入職員と同じ給料体系だと思いますので、年収は400万円弱からのスタートだと思います。

社会人としてのスキルを重宝してくれるような職場なら違うかもしれませんが、理学療法士の給料は年齢が高いから上がるというようなシステムにはなっていないことが現実です。

 

リハウルフ
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今回は「理学療法士は40代・50代・60代でも可能?」というテーマでお話をさせていただきました。

結論を言えば、何歳からでも可能です。

そのくらいの年齢で理学療法士になりたいと考える人はそれなりの理由がある人も多いと思いますので、ぜひ挑戦してみてください。

 

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理学療法士/「リハコネ式!訪問リハのためのルールブック」監著・編集/「ビジケア訪問看護経営マガジン」編集長/他に3メディアの編集長/ YouTube「リハウルフ」運営/セミナー経験多数/厚生労働省のホームページを見ることが趣味