「リハビリ職は給料が安い」「毎日頑張っているのに昇給はわずか」——PT・OT・STとして働きながら、給料への不満を抱えている人は本当に多いものです。専門資格を持ち、人の役に立つ大切な仕事なのに、なぜ給料は上がりにくいのでしょうか。

この記事では、現役の訪問リハビリ職の視点から、リハビリ職の給料が安いと言われる理由と、今より年収を上げる現実的な方法を解説します。給料が上がりにくい職場の特徴や、年収アップに成功する人の共通点も紹介します。読めば、「給料が安いまま」から抜け出すために、今日から何をすればいいかがはっきりわかるはずです。

この記事でわかること
  • リハビリ職の給料が安いと言われる理由
  • 給料が上がりにくい職場の特徴
  • 年収を上げる5つの現実的な方法
  • 年収アップを狙える職場・働き方
  • 転職で年収を上げる進め方

リハビリ職の給料が「安い」と言われる理由

PT・OT・STの給料が上がりにくいのには、構造的な理由があります。まずはその背景を知っておきましょう。

理由内容
診療報酬・介護報酬で収入が決まる事業所の売上が公定価格に左右され、給与原資が増えにくい
有資格者の増加毎年多くのセラピストが資格を取得し、希少性が下がっている
昇給の幅が小さい年功的な昇給が中心で、頑張りが反映されにくい職場が多い
夜勤などの手当が少ない看護職に比べ、収入を押し上げる手当が付きにくい
ちびウルフちびウルフ

じゃあ、リハビリ職はずっと給料が安いままなの…?

リハウルフリハウルフ

そんなことはないよ。職場や働き方を選べば、同じ資格でも年収は大きく変わるんだ。大事なのは「給料が上がる環境」に身を置くこと。次で具体的に説明するね。

給料が上がりにくい職場の特徴

実は、給料が安いのは「リハビリ職だから」ではなく「その職場だから」というケースが多くあります。次のような職場は、長くいても年収が伸びにくい傾向があります。

こんな職場は要注意昇給がほぼない/賞与の実績が低い/手当が少ない/評価制度がなく頑張っても給料に反映されない/残業代が出ない(みなし残業が多い)——こうした職場では、何年勤めても年収が頭打ちになりがちです。

逆に言えば、昇給・賞与・手当・評価制度がしっかりした職場に移るだけで、年収は大きく変わる可能性があります。「給料が安い」と感じたら、まず自分の職場がこの特徴に当てはまっていないかを確認してみましょう。

なお、PT・OT・STの間で給料の仕組みに大きな差はなく、いずれも勤務先の施設形態や手当の付け方による違いのほうが大きいのが実情です。つまり「職種だから安い」のではなく「職場だから安い」ケースがほとんど。だからこそ、職場選びが年収を左右する最大のポイントになります。同じ地域・同じ経験年数でも、勤務先が変われば年収に差が出るのは珍しくありません。

リハビリ職が年収を上げる5つの方法

給料が安い状況から抜け出すための、現実的な方法を5つ紹介します。

① 給与水準の高い職場へ転職する

最も効果が大きいのが転職です。同じ経験・スキルでも、職場が変わるだけで年収が数十万円変わることは珍しくありません。今の職場で昇給が頭打ちになっているなら、思い切って外に目を向けるのが、年収アップへの一番の近道です。

② 訪問リハ・歩合制の職場で働く

訪問リハビリは、訪問件数に応じた手当やインセンティブを設ける事業所が多く、頑張りが収入に反映されやすいのが特徴です。病院勤務で頭打ちだった年収を、訪問への転職で伸ばすセラピストは少なくありません。日勤中心で働きやすく、年収アップと働きやすさを両立しやすい点も人気の理由です。ただし事業所ごとに手当やノルマの差が大きいため、内部情報をよく確認したうえで選ぶことが大切です。

③ 役職・管理職を目指す

主任・科長・管理者などの役職に就けば、役職手当が付き年収が上がります。マネジメントに関心があるなら、キャリアアップの道筋がある職場を選ぶとよいでしょう。

④ 認定・専門資格でスキルを高める

認定理学療法士や各種専門資格は、資格手当や評価につながる職場もあります。スキルアップは長期的に年収を支える土台になります。

⑤ 副業・関連分野に広げる

ポイント非常勤の掛け持ち、セミナー講師、執筆など、本業以外で収入を得る道もあります。ただしまずは「本業の年収を上げる」のが基本。土台を固めてから検討しましょう。

年収アップを狙うなら確認すべき条件

転職で年収を上げたいなら、求人を見る際に「年収◯◯万円」という表示だけで判断してはいけません。次の項目を必ずチェックしましょう。

確認項目チェックの観点
基本給と手当の内訳固定残業代が多く含まれていないか。基本給はいくらか
賞与の実績「規定」ではなく直近の支給実績(◯ヶ月分)を確認
昇給制度毎年いくら上がるか、評価制度があるか
各種手当訪問手当・役職手当・資格手当・住宅手当など
残業の実態みなし残業の時間数と、超過分が支払われるか
ちびウルフちびウルフ

こんなに細かいこと、面接で自分から聞くのは気まずいなあ…

リハウルフリハウルフ

そこは転職エージェントの出番だよ。聞きにくいお金の話も、担当者が代わりに確認・交渉してくれる。年収を取りこぼさないためにも、プロを挟む価値は大きいんだ。

給料の安さに悩んだら「転職」で環境を変える

「給料が安い」と感じているなら、今の職場で我慢し続けるより、年収の上がる環境へ移るのが現実的な解決策です。PT/OT/ST専門で内部情報に強いレバウェルリハビリ(旧:リハのお仕事)のような特化型エージェントなら、給与水準の高い求人や非公開の好条件求人を、条件交渉まで含めてサポートしてもらえます。

  1. 転職エージェントに無料登録し、希望年収と条件を伝える
  2. 給与水準の高い求人・非公開求人を紹介してもらう
  3. 基本給・賞与実績・手当・残業の実態を確認してもらう
  4. 書類添削・面接対策を受けて応募
  5. 給与交渉を担当者に任せ、納得のうえ入職
注意年収を上げたいなら、希望額は最初に具体的に伝えるのが鉄則です。「年収◯◯万円が希望」と明言しておくことで、条件に合う求人を絞ってもらえ、交渉もスムーズになります。

年収アップに成功する人の共通点

同じリハビリ職でも、年収を着実に上げていく人には共通点があります。あなたも今日から意識できるポイントです。

① 自分の市場価値を把握している

「今の給料が相場より低いのか高いのか」を知らないまま働き続ける人は少なくありません。他の求人を見て相場を知るだけで、行動が変わります。市場価値を把握している人ほど、適正な年収の職場を選べます。

② 早めに行動する

「いつか給料が上がるかも」と待ち続けても、構造的に上がりにくい職場では状況は変わりません。年収を上げている人は、不満を感じた段階で情報収集や転職活動を始めています。動き出しの早さが結果を分けます。

③ 条件交渉をプロに任せている

ポイント自分では言い出しにくい給与交渉も、エージェントに任せれば適正な条件を引き出してもらえます。「交渉が苦手だから」と諦めず、プロの力を借りるのが年収アップ成功者の共通パターンです。

転職する前に今の職場でできること

すぐに転職を決めなくても、今の職場で年収アップを試みる方法もあります。動く前に一度試してみる価値はあります。

できることポイント
昇給・昇格の条件を確認する何を満たせば給料が上がるのか上司に確認する
役職・委員会などに手を挙げる役職手当や評価につながる役割を担う
資格取得で手当を狙う資格手当の対象になる認定・専門資格を取る

ただし、そもそも昇給制度がない・評価が給料に反映されない職場では、これらの努力も報われにくいのが現実です。その場合は、年収の上がる環境へ移ることが最も確実な解決策になります。

リハビリ職の給料に関するよくある質問

リハビリ職は本当に給料が安いのですか?
平均的には昇給幅が小さい傾向はありますが、職場や働き方によって年収は大きく異なります。「安い職場」を避けることが重要です。
転職すると本当に年収は上がりますか?
上がるケースは多いです。特に給与水準の高い職場や、訪問・歩合制の事業所では年収アップが期待できます。求人を比較して見極めましょう。
経験が浅くても年収アップできますか?
可能です。今の職場の給与水準が低い場合、相場に見合った職場へ移るだけで年収が上がることがあります。
転職エージェントは無料ですか?
求職者の利用は完全無料です。年収交渉の代行も無料で受けられます。
年収だけで職場を選んでも大丈夫ですか?
年収は重要ですが、人間関係や働き方とのバランスも大切です。総合的に判断できるよう、内部情報も確認しましょう。
まとめ
  • リハビリ職の給料が安いのは、報酬制度や有資格者増加などの構造的理由がある
  • ただし「安いまま」かどうかは職場しだい。昇給・賞与・手当・評価制度を確認
  • 年収を上げる近道は、給与水準の高い職場や訪問・歩合制への転職
  • 求人は年収表示だけでなく、基本給・賞与実績・手当・残業の実態を確認
  • 内部情報に強い特化型エージェントで、年収交渉まで任せるのが効率的

給料の安さは、我慢ではなく行動で変えられます。同じ資格・経験でも、環境を変えれば年収は上がります。「自分の市場価値はどのくらいなのか」を知るだけでも、今後のキャリアの判断材料になります。まずは無料登録で、今より給与水準の高い求人があるか確かめてみることから始めてみてください。情報を集めるだけでも、現状を変える大きな一歩になるはずです。

ABOUT ME
リハウルフ
理学療法士/「リハコネ式!訪問リハのためのルールブック」監著・編集/「訪問リハビリマガジン」編集長/他に3メディアの編集長/ YouTube「リハウルフ」運営/セミナー経験多数/厚生労働省のホームページを見ることが趣味
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