「使いやすいとろみ剤は種類が多くて選べない」
「介護のとろみ剤は、どんなときに使うんだろう?」
このような疑問を解決できる記事です。
この記事でわかることは以下の通りです。
- 介護のとろみ剤とは
- 介護のとろみ剤ランキング
介護のとろみ剤をランキングにして紹介します。
とろみを使うのが初めての方も使いやすい、測らずに使える分包タイプのランキングです。
介護のとろみ剤とは
介護のとろみ剤とは、食事を飲み込む嚥下(えんげ)反射が起こりづらい方に使いましょう。
嚥下反射が起こるのが起こるのが遅かったり、力が弱かったりすると食道の入口が開かず、食べ物が気管に入ろうとするからです。
気管に食べ物・飲み物が入ろうとすると、むせます。
むせて力強く咳(せき)ができないと、気管に入り肺に流れ込み、繰り返すと誤嚥性肺炎を引き起こすかもしれません。
水はさらさらとしており、スピードが速いため、飲み込む準備が間に合わない方が多くなります。
とろみ剤を使うと、流れるスピードが遅くなり飲みやすくなるでしょう。
流れ込む速度が遅くなると、飲みづらくなる方もいます。
とろみ剤をつけすぎると、のどに残りやすくなり、変なタイミングで気管に入ってしまうためです。
必要な分のとろみを使って、安全に食事をしてくださいね。
介護とろみ剤ランキング
介護とろみ剤ランキングを発表します。
使いやすい分包タイプです。
7位 かんたんトロメイク スティック 2.5g×50包
料理のソースに使いやすいとろみ剤です。
食品本来の味・色・香りをそこなわないように作られています。
温度に関係なく使えるため、お茶・コーヒー・牛乳・味噌汁などさまざまな汁物にとろみをつけられるでしょう。
素早く溶けてダマになりづらいのが特徴です。
1包2.5gあたりエネルギー7.3kcal、たんぱく質0.01gでした。
6位 トロミアップ パーフェクト 1g×100本
1gずつ量を調整できるとろみ剤です。
1包1gのパックは100本入りのため、初めて使うときの入れすぎを防げます。
溶けやすく、特許製法の分散・溶解性でダマになりやすく作られていますよ。
とろみがつくまでの時間が早く、加熱せずに使えるため忙しいときに便利です。
無味・無臭・透明のため食品の味が変わりません。
1包1gあたり、エネルギー3kcal、たんぱく質0.01gです。
5位 ネオハイトロミールⅢ 1gx50袋
素早く安定してつけられるとろみ剤です。
約30秒でとろみをつけられるため、できたての食事を楽しめます。
安定性に優れており、とろみがついてから大きな粘度の変化はありません。
1gずつの袋のため、少量ずつとろみが付けられ便利です。
たんぱく質の多い牛乳やジュースなどにも少量でとろみがつき、とろみがつきにくいときは、10分ほど置いてから混ぜるととろみがつきます。
100gあたりエネルギー267kcal、たんぱく質は0.9gです
4位 ミキサーゲル スティック 3g×50本
ミキサーに混ぜて使える食品向けのとろみ剤です。
食品とミキサーゲルを、ミキサーで混ぜるだけでムースゼリーが完成します。
ミキサーを使わずスプーンや泡立て器で混ぜても使えるため、忙しいときも簡単です。
加熱や冷却の必要がなく、少量でぷるぷるとしたゼリー状にしてくれます。
100gあたり235kcal、たんぱく質1.8kcalで栄養豊富です。
3位 つるりんこQuickly とろみ調整食品 3g×50本
噛んでもばらけにくいとろみ剤です。
べたつかず、均一でなめらかな仕上がりになります。
温度に関係なくとろみをつけられ、透明で無味無臭のため味が変わりません。
果汁飲料・牛乳・味噌汁などに使えます。
だまになりにくくサッと溶け、時間が経ってもとろみ具合が変わらないのが特徴です。
100gあたりのエネルギーは346kcal、たんぱく質0.5gでした。
2位 液体とろみ かけるだけ 14g×14包
液体タイプのとろみ剤です。
ダマにならずに使えるため、初めてとろみ剤を使用する方も使いやすい商品です。
約20秒でお茶にとろみがつきます。
料理にかけるだけのため、見た目や食感はそのまま召し上がれるでしょう。
家族と同じ普通食を召し上がる方は、調理後に混ぜて使えるため便利です。
1包14gあたりのエネルギーは15kcal、たんぱく質は0.08kcalです。
1位 スベラカーゼ ライト 3g×50包
粥に使いたいとろみ剤です。
べたついてのどに残りやすいデンプンを分解して、ゼリー食にするからです。
でんぷんを多く含まない食品や味噌汁も、ゼリーにできます。
口の中でゼリーと唾液と混ざっても水分がでないため、むせずに飲み込めるでしょう。
冷凍保存できるため、時間があるときにまとめて調理できますね。
100gあたりエネルギー338kcal、たんぱく質1.8gです。
エネルギーが高く、たんぱく質が豊富なため食事量が減っている方に使いやすいでしょう。
介護で必要な量のとろみ剤を使おう
本記事では、介護のとろみ剤をランキングで紹介しました。
1つ1つの製品の特徴を理解して、家庭に合ったとろみ剤を選択してください。
必要な量のとろみ剤を使って食事しましょう。
ぜひ、とろみ剤選びの参考にしてください。