「訪問リハビリと訪問マッサージは併用できるのか?」
「訪問リハビリと訪問マッサージは同日利用可能なのか?」
「訪問リハビリ(介護保険)と訪問マッサージ(医療保険)の併用は可能なのか?」
「そもそも訪問リハビリと訪問マッサージの違いは何?」
このような疑問を抱いたことはありませんか?
結論からお伝えします。
訪問リハビリと訪問マッサージの併用は可能です。
この記事では、訪問リハビリと訪問マッサージの併用問題についてさまざまな角度で詳しく徹底解説していきます。
- 訪問リハビリと訪問マッサージの違いは?
- 訪問リハビリと訪問マッサージは併用可能か?
- 訪問リハビリと訪問マッサージは同日算定可能か?
よろしくお願いいたします。
訪問リハビリと訪問マッサージの違いとは?
訪問リハビリと訪問マッサージはさまざまな点で違います。
訪問リハビリは4つの種類があります。
訪問リハビリの種類
- 病院・診療所、介護老人保健施設、介護医療院からの介護保険での訪問リハビリテーション
- 病院・診療所からの医療保険での訪問リハビリテーション
- 訪問看護ステーションからの介護保険での訪問看護(リハビリ)
- 訪問看護ステーションからの医療保険での訪問看護(リハビリ)
訪問リハビリの中でも制度がさまざまですの、共通した主な特徴を説明します。
訪問リハビリの特徴
- 保険:介護保険と医療保険がある(条件によって自動的に決まる)
- 時間:1回あたり40分〜60分程度(最大120分まで可能な場合あり)
- 提供者:理学療法士・作業療法士・言語聴覚士
一方、訪問マッサージの特徴は下記の通りです。
訪問マッサージの特徴
- 保険:医療保険
- 時間:20〜30分
- 提供者:マッサージ師、鍼灸マッサージ師
それぞれ他にもいろいろな制度の違いがありますが、ざっくりと訪問リハビリと訪問マッサージの違いを説明すると上記の通りとなります。
訪問リハビリと訪問マッサージは併用できるのか?
訪問リハビリと訪問マッサージは併用できますか?
併用可能です。
訪問リハビリと訪問マッサージは併用できます。
その理由は、別々のサービスだからです。
全く問題ありません。
よくあるケースを紹介します。
<ケースA>
パーキンソン病患っている人
- 病院からの訪問リハビリ週2回(各40分)
- 訪問マッサージ週2回(各20分)
<ケースB>
ALS(筋萎縮性側索硬化症)を患っている人
- 訪問看護ステーションからの訪問リハビリ週2回(各60分)
- 訪問マッサージ週2回(各20分)
このような形で訪問リハビリと訪問マッサージを併用することはよくあります。
訪問リハビリと訪問マッサージは同日利用できるのか?
訪問リハビリと訪問マッサージは同日利用できますか?
可能です。
時間帯だけ重ならないように注意して下さい。
今回は訪問リハビリと訪問マッサージの併用問題・同日算定問題について解説しました!
現場で役立てていただければ幸いです。
介護保険と医療保険などの様々な併用問題は下記の記事にもまとめてあります。
ぜひ、参考にして下さい。
動画でも解説しているから見てね!
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