健康診断で「コレステロールが高い」「脂質異常症の疑い」と指摘され、食事を見直すよう言われた——そんな経験のある方は多いはずです。けれども、何をどう変えればよいのか、毎日の献立で実践するのは簡単ではありません。脂質異常症の食事療法は、ポイントを押さえて続けることが何より大切です。

この記事では、訪問リハビリの現場でご家族の食事相談に乗ってきた視点から、脂質異常症・コレステロールが気になる方の食事のポイントと、宅配食を上手に使うコツを分かりやすく解説します。「食事を変えたいけれど続かない」という方の助けになれば幸いです。

この記事でわかること
  • 脂質異常症の食事療法で押さえる基本ポイント
  • 控えたい食品・積極的にとりたい食品
  • 食事療法に宅配食が役立つ理由
  • 栄養バランスの管理に対応した宅配食の特徴
  • 利用前に知っておきたい注意点とよくある質問

脂質異常症の食事療法で押さえる基本ポイント

ちびウルフちびウルフ

コレステロールが高いって言われたけど、食事で何に気をつければいいの?

リハウルフリハウルフ

大きく分けて「控えるもの」と「増やすもの」があるんだ。脂の種類を選ぶのがコツだよ。基本のポイントを整理してみよう。

脂質異常症の食事療法は、医療機関でもおおむね次のようなポイントが示されています。特定の食品を抜くより、全体の脂の質を整え、食物繊維を増やすのが基本です。

ポイント内容
飽和脂肪酸を控える肉の脂身・バターなど動物性の脂を減らす
コレステロールを控える卵黄・レバーなどの内臓・魚卵をとりすぎない
良質な脂を選ぶ魚の脂・植物油・オリーブ油・大豆製品を取り入れる
食物繊維を増やす野菜・海藻・きのこ・豆類で余分な脂の排出を促す
トランス脂肪酸を避けるマーガリンや一部の加工食品を控える

医療機関の情報では、LDL(悪玉)コレステロールが高い場合に食事からのコレステロールを1日200mg未満に抑えることが望ましいとされたり、食物繊維を1日25g以上とることがすすめられたりしています。卵1個にはおよそ200mg前後のコレステロールが含まれるといわれ、知らないうちに目安を超えてしまうこともあります。とはいえ、これらを毎食意識して計算するのは大変です。だからこそ、栄養バランスが整った食事を取り入れることが、無理なく続ける近道になります。

注意脂質異常症のタイプ(LDLが高い・中性脂肪が高いなど)や合併症によって、重視すべきポイントは異なります。自己判断で極端な制限をせず、主治医・管理栄養士の指示に従ってください。

控えたい食品・積極的にとりたい食品

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具体的に、どんな食べ物を減らして、何を増やせばいいの?

リハウルフリハウルフ

「動物性の脂を減らして、魚・大豆・野菜を増やす」が合言葉だよ。表で見てみよう。完全にやめるんじゃなくて、バランスを変えるのがポイントなんだ。

脂質異常症で意識したい食品を整理します。大切なのは「ゼロにする」ことではなく、全体のバランスを良い方へ寄せることです。

控えめにしたい積極的にとりたい
肉の脂身・バター・生クリーム青魚(さば・いわし等)の脂
卵黄・レバー・魚卵大豆・豆腐・納豆などの大豆製品
菓子パン・洋菓子・揚げ物野菜・海藻・きのこ・こんにゃく
マーガリン・加工食品玄米・雑穀など食物繊維の多い主食
ポイント脂質異常症は肥満や糖尿病、高血圧を伴うことも多いもの。体重が気になる場合は、適正なエネルギー量を守ることも合わせて大切です。「脂だけ」ではなく、食事全体のバランスを整える視点を持ちましょう。一つの食品を我慢するより、毎日の食事全体を少しずつ良い方向へ変えるほうが、結果的に長続きします。

食事療法に宅配食が役立つ理由

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気をつけることが多すぎて、続けられる自信がないよ…。

リハウルフリハウルフ

そこで役立つのが宅配食なんだ。栄養バランスが整った食事を土台にすれば、毎食ぜんぶを自分で計算しなくてよくなるよ。

脂質異常症の食事療法は、飽和脂肪酸・コレステロール・食物繊維など気をつける点が多く、毎食を自分で管理するのは大きな負担です。栄養バランスが管理された宅配食を土台にすると、こうした手間を大きく減らせます。

とくに、青魚や大豆製品、野菜をバランスよく組み合わせた献立は、家庭で毎日用意しようとすると意外に難しいものです。宅配食なら、管理栄養士が設計したバランスのよい食事がそのまま届きます。買い物や調理の負担も減るため、忙しい方や高齢の方でも続けやすくなります。

脂質異常症の食事療法は、数値がすぐに目に見えて変わるものではないため、途中でやめてしまう人が少なくありません。だからこそ「頑張らなくても続く仕組み」が重要です。宅配食を平日の食事の土台にしておけば、忙しい日でも栄養バランスが崩れにくく、無理なく食習慣を整えられます。続けられることそのものが、脂質異常症の改善では大きな意味を持ちます。

栄養バランスの管理に対応した宅配食という選択肢(メディカルフードサービス)

ちびウルフちびウルフ

栄養バランスをしっかり管理してくれる宅配食って、どんなのがあるの?

リハウルフリハウルフ

一例として、医療・介護対応に強い「メディカルフードサービス」が挙げられるよ。栄養バランスを整えたコースや、カロリーを管理したコースがあるんだ。

脂質異常症の食事を整えたいなら、一般的な宅配弁当より栄養管理に特化したサービスが安心です。その代表例が、総出荷600万食を突破した健康宅配食「メディカルフードサービス(MFS)」です。

メディカルフードサービスは、消費者庁が定める「食事療法用宅配食品等栄養指針」に基づいて献立が設計されているのが特徴です。脂質異常症の方には、栄養バランスを整えたバランス健康食や、体重・エネルギーが気になる場合のカロリー制限食などが選択肢になります。和食を中心に約70種類の献立があり、魚や野菜を取り入れたバランスのよい食事を、無理なく続けられるのが魅力です。

さらに、管理栄養士に電話で相談できる窓口があり、全国300か所以上の病院・介護施設でも採用されている実績があります。料金は送料込みの表示で、追加送料がかからない点も分かりやすいところです。どのコースが自分に合うか迷うときは、相談窓口や主治医に確認したうえで、まずは少量のお試しセットから始めてみるのがおすすめです。

\まずは「お試しセット」から/
栄養バランス・カロリー管理に対応・消費者庁指針準拠の健康宅配食
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※メディカルフードサービス公式サイトに移動します
メディカルフードサービス 健康宅配食
注意脂質異常症はタイプによって食事の重点が異なります。どのコースが適切か迷うときは、自己判断せず主治医・管理栄養士やサービスの相談窓口に確認しましょう。宅配食はあくまで食事療法の補助であり、薬や通院に代わるものではありません。

脂質異常症で宅配食を使うときの注意点

便利な宅配食ですが、利用前に押さえておきたい点があります。

まず、宅配食はあくまで食事療法を支える道具です。脂質異常症の改善には、食事のほかに運動・適正体重の維持・禁煙なども関わります。医師の指示があれば、それらもあわせて取り組みましょう。次に、宅配食で1食のバランスを整えても、間食に洋菓子や揚げ物をとりすぎると努力が相殺されてしまいます。土台を整えつつ、足し算する食品にも目を配ることが大切です。

また、冷凍タイプが中心のため冷凍庫のスペースが必要です。コレステロールや中性脂肪の値は食事だけでなく体質や他の要因にも左右されるため、定期的に検査を受け、主治医と相談しながら食事内容を見直していくことが、安全に続けるコツです。

なお、高齢のご家族の脂質異常症では、数値を気にするあまり食事を減らしすぎて低栄養になることにも注意が必要です。やせ気味の高齢者では、脂質の制限よりも全体の栄養を確保するほうが優先される場合もあります。何をどこまで制限するかは年齢や体格、合併症によって異なるため、必ず主治医・管理栄養士の判断を仰ぎましょう。

脂質異常症では卵は食べてはいけませんか?
完全に禁止というわけではありません。LDLコレステロールが高い場合は、卵黄やレバーなどコレステロールの多い食品をとりすぎないことがすすめられます。適量や頻度は主治医・管理栄養士に確認しましょう。
どんな脂をとればいいですか?
青魚の脂や植物油、オリーブ油などの良質な脂を選び、肉の脂身・バターなどの飽和脂肪酸やマーガリン等のトランス脂肪酸は控えるのが基本です。脂を「ゼロ」にするのではなく、質を選ぶ意識が大切です。
宅配食だけで数値はよくなりますか?
宅配食は食事療法の補助です。運動・体重管理・禁煙・服薬など、医師の指示とあわせて取り組むことが大切で、宅配食だけで治療が完結するわけではありません。
まずは少しだけ試せますか?
多くのサービスに6食程度のお試しセットがあります。いきなり定期契約せず、味・量・続けやすさを確認してから判断するのがおすすめです。
まとめ
  • 脂質異常症の食事は「脂の質を整え、食物繊維を増やす」のが基本。特定食品を抜くより全体のバランス。
  • 動物性の脂・コレステロールを控え、青魚・大豆・野菜を積極的にとる。
  • 肥満や糖尿病を伴うことも多く、適正なエネルギー量を守る視点も大切。
  • 気をつける点が多いぶん、栄養バランスの整った宅配食を土台にすると続けやすい。
  • バランス健康食やカロリー制限食のあるメディカルフードサービスも選択肢。
  • 宅配食は食事療法の補助。検査・運動・服薬とあわせ、まずはお試しセットから。
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リハウルフ
理学療法士/「リハコネ式!訪問リハのためのルールブック」監著・編集/「訪問リハビリマガジン」編集長/他に3メディアの編集長/ YouTube「リハウルフ」運営/セミナー経験多数/厚生労働省のホームページを見ることが趣味
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